軽井沢編7 初めてのPⅭ
夏休みに入る前に仕事での課題が沢山あった。
アルバイトの件は、GWから残ってくれるアルバイトが結構沢山いて助かった。
各部署で長期になってくれる人材を口説き残留してもらうことに成功していた。
僕の部署でも元気を含め、2~3人残ってくれて大いに助かった。
僕の部署の男どもは、
イベント部門とレストラン部門のかわいい女の子が残るか否かに左右されるので、社員一丸となり頑張ったのだ。
ただ、結構アルバイト達もやりたい放題していた。
前回のお金着服問題もそうだけど、車を密かに持ち込む者もいれば、寮でペットを飼う者まで出て来た。
そこは見て見ぬふりをするしかなかった。
これはアルバイトと深くかかわってきた僕しか知らなかったことだし、いちいち五月蠅く言っても仕方がない事だし、何より、夏休みの忙しい期間に彼らがいてくれることの方が有益だと思ったからだ。
そして
相変わらず、東条さんは事務所で偉そうに指示を飛ばすだけだし、町田君も現場では使えないので、書類などを作成することをお願いしていた。
僕は現場でアルバイトと共に作業や遊具をまわす仕事をして、アルバイトと一緒に呑んでいたので、彼らの裏事情などを知って上手く立ち回っていた。
ただ、社員なので作業が終わっても書類作成などの仕事は必ずあった。
この頃、初めてパソコンを使うようになる。
Windows98とかを使っていた気がする
今や、会社で一人一台のPCは当たり前だけど
この頃は、経理は別として、事務所には誰でも使えるPCが1台しかなく、フロッピーディスクで自分のデータを管理しながらPCを共有するという何ともめんどくさいシステムだった。
故に、大卒の新入社員達は自前のPCを用意しており、アナログな僕らより数倍のスピードで事務作業をこなしていた。
事務作業だけでなく、園内のポップもPCで作成していた。
そうなってくると、自分でPCを用意しなきゃいけない空気になり仕方がなくノート型のPCを買った。
買ったはいいが、初めて触るPCというものに悪戦苦闘した。
だが、絶対の必需品になることは解っていたので必死に覚えた。
この時に大卒の新入社員が役に立った。
僕はエクセルとかワードなどを初めから全て、彼らに教わった。
仕事が終わって帰ろうとする新入社員の後輩である町田君や経理の南谷さんを呼び止め
「ここ教えて」
というと、彼らはしょうがないなという顔をしながらも、丁寧に教えてくれた。
インターネットはまだ先の話だったので、本当に助かった。
そんななか、僕は現場でこの仕事で一番の失敗をしてしまう。




