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裏Resort  作者: まさぐりまさお
2年目
53/108

軽井沢編4

僕は上田と葛西と大掛かりな飲み会を企画した。




場所は僕の部屋




コテージは玄関口から入って突き当りにトイレと風呂があって、左右に各部屋がある。


右が僕の使う部屋


左が町田君の部屋




この時は町田君はほとんど部屋に居なくて同期の女子社員の篠田さんの部屋に入り浸っていた。


これはチャンスだと思い、コテージで飲み会をやることにした。




アルバイトはヤングロッジ(僕が研修期間中に居たアルバイトの寮)にいて、コテージまでは歩いて20分くらいかかる。


なので最初は僕がヤングロッジに行くことも考えたが、それではいつもの形になってしまう。


特別な感じを出したかったので、たいしたことも出来ないのに




「コテージでやるホームパーティー」




と言って、上田と葛西に可愛い女の子を中心に、10-15人くらい誘って飲み会をしようと誘った。


彼らは


「それいいっすね!!」


と二つ返事で乗ってきた。




皆軽井沢に来たばかりで、同交流していこうか固まっていない時期だったので、女子も絶対乗ってくると踏んでいた。




部屋には大量に酒を買ってきて、DJ機材もセットして雰囲気を出した。




夜になると


上田と葛西が本当に15人くらいのアルバイトを引き連れて僕の部屋に向かってきた。


そんな光景を上司に観られたらヤバいと思ったが、どうでもよかった。




仕方がないからハリオも呼んでやった。


合計20人近くの人間がコテージに集まり、町田君の部屋も勝手に開放した。


hiphopも大音量で掛けて、テキーラとかスパークリングワインをとにかく一気しまくった。




多分この時


僕は白馬でのブラジル人との交流が大きく影響していたと思う。




流石に足の踏み場もないほどに部屋は荒れ、音楽もガンガンだったから近隣の社員達は何事かと思って、僕の部屋を見に来た。


僕は部屋にカーテンをしないで過ごしていたので、外からは丸見え。




乱痴気騒ぎから夜の展開へ。


ここでは書けない内容の夜。


町田君には悪いとも思わなかった。どうせあのおっぱいの社員と良い事しているのだから。




ただ僕の狙いは、ただ単に楽しむだけじゃなかった。


勿論女の子とも楽しく過ごしたかったのだが、別にもっと大きな狙いがあった。






その目論見は見事に成功


翌日から、僕の部署は僕とハリオを筆頭に上田と葛西が居て、彼らに全てアルバイトを動かしてもらうことに成功した。


僕らのいう事を聞かないアルバイトは上田と葛西が容赦なくいじめるので、仕事が楽になった。




間もなくして、遊園地がオープンするという時にゼネラルマネージャーの大原さんが東京の本社から視察にやってきた。




ここで大きな問題が持ち上がった。




「アルバイトの髪の色を全部黒くしろ、髭も禁止」




との一言を残して去って行った。


1週間後に再び視察に来るときまでに従業員の髪の毛などの見た目が変わっていない場合は、それなりの処置をするとのこと。


要は


「茶髪とか金髪、男は髭を剃っていないアルバイトはクビだということ」




この指示は当然現場の社員の僕らに降りてきた。


学校の先生みたいなことをやれっていうのか。と思った。


しかもせっかくうまく回りかけていたのに、このままでは上田と葛西を失うことになる。


かと言って、今更、


「髪の色を黒く染めろ」


とか言いたくない。



困ったことになった。

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