白馬編11
ブラジル人たちと仲良くなった僕は、結構な頻度でhotpotに行くようになっていた。
そこで、八方尾根にある「おもしろ発信地」という施設の一角に「ベルベット」というクラブがあるという事を知った。
そこで、hotpotのマスターたちがイベントに呼ばれているとのこと。
八方尾根はコルチナから車で約1時間くらいだったか。。。
聴けば、第一ロッジのブラジル人達はみんな行くとのこと。
どうやって?
と思ったが、それはここでは書けない
仕事が終わると早速、下山して第一ロッジへブラジル人の友達を迎えに行った。
ガウシュとベルと後は忘れたが4人くらい。
第一ロッジに初めて入ったが、異国そのもの。
寮長のおばさんもブラジル人で、入ったとたんに煙の香り。
各部屋はあるのだが、皆廊下に出てパーティーをしている。
これが毎日だという。
ヤバいと思った。
ここはブラジルでした。
そこで友達をピックアップして、ベルベットへ。
思ったより大きなクラブで、クラブの周りにはこれでもかというくらいの車の台数。
え?
バブルなの?
と思った。
おもしろ発信地は昼間はお洒落な顔しているが、夜は危険な香りがプンプンする。
凄くワクワクして、入っていった。
そこにはすでにブラジル人の仲間が沢山いて、外国人だらけ。
あとはダンサーが沢山いたり、reggaeのパーティーだから、ラスタマンと煙の香り。
興奮してぶっ倒れそうだった。
入社一年目で一番楽しかった。
相変わらずブラジル人達はナンパばっかりしていて、やたらとキスばかりしていた。
でも、僕らは翌朝も6時から仕事がある人ばかりなので、3時にはクラブを出た。
ふらふらで4時過ぎに寮へ帰り、少し寝て、リフトの仕事。
この日は、ミラーのゴーグルを持って行った。
眩しいのでという理由で、ゴーグルをかけっぱなしで仕事をした。
小屋で監視していると思いきや、目はそっと閉じていた。




