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裏Resort  作者: まさぐりまさお
1年目
28/108

仮帰宅東京編-5

天使のお誘いには乗る主義




天使が変身手に手とる趣味






天使は、腰痛の僕を気遣って、マウントポジションになってくれたりと、かなり粋な女性だった。




結構な音量でhouse musicが流れていた。




僕は何故かその尻を叩いてしまった・・・なんでか解らないけど、ノリでぺんぺんしてしまってから、ハッと我に返ると、天使は喜んでいた。






朝を迎えた。




もう一回した。




何故だろうか、こういう時は朝の寝ぼけている時が一番興奮する。




昼くらいまで寝た。


そして、爽やかに起きるつもりだったが、酒を飲んだ翌日。


腹痛が・・・絶対下痢のヤツ。


絶対すげぇ音が出ちゃうヤツ。




トイレを探した。


狭いワンルームですぐ見つかった。


そのユニットバスを見て、閃いた。






「シャワー借りていい?」




「うん。」




シャワーを全開にしながら、便座に座る。


少しずつかつ大胆に音量調整しながら、何とか出し切った。


流石は若さ。


括約筋が大活躍。




そんなこんなで、お昼に一緒に家を出て、今日はデートすることになった。




駅近くの中華屋に行って、どこ行くか話していると




「私田舎者だからお台場でデートがしたい」




とのこと。




お台場があまり好きじゃなかったが、今日は違う。


腰が軽い。




いそいそと、お台場に行って、クリスマスデート二日目を迎えた。




ふと我に返り、考えた。




(どうしよう、このままでは好きになっちゃう。でも、本当のクリスマスの日には白馬の王子様どころか、白馬のスキー場で働いている)




ナオミはこの時どう思ってくれていたのか?


解らないが、僕は複雑だった。


楽しい時間があっという間に過ぎ、モノレールで新橋に戻って、地下鉄でお別れした。




泣きそうだった。


なぜか


泣きそうだった。




直ぐにメールした。




いっその事、こんな仕事辞めて、東京にずっといようかとも思ったけど、そういう中途半端なことすると、女に振り回される人生を歩むようで嫌だった。


でも、また逢いたい。


メールでもやり取りは続き




「次はどこ行く?」




「一緒にクラブ行こうか」




という会話がほぼ毎日続いた。






白馬に行く前にもう一回逢おうと決めた。そしてそこで本当のことを言おうと思った。


このまま彼女を騙してる自分が凄く恥ずかしくなった。




そして、12月20日に白馬へ発つ予定なのだが、12月18日に逢うことにした。



場所は代官山


今度は群馬ナンバーの3万で買ったセフィーロで行った。代官山に・・・・


店はあの「アフリカ」




昔TTがナースに逆ナンされ、ずぶずぶの関係になったレストランだ。

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