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裏Resort  作者: まさぐりまさお
1年目
26/108

仮帰宅東京編-3

メリークリスマスの乾杯から1時間後




僕はトイレに居ました。






乾杯してから、帽子を取って、お洒落なよくわからないご飯を食べ、強めの酒を飲んでいました。


するとナオミは




「私クラブではこれを飲むんだ」




と言って飲んでいたのが、マイヤーズラム。




「俺も」




と嘘をつき、一緒のペースでマイヤーズを飲んでいました。


会話も弾み、お互いの恋愛観などを語りいいムードになってきましたが、内心ヤバさが来ていました。


(やべーな・・・・き、気持ち悪い)




すると、便意がやってきました。


チャンスと思いました。


これを出せば何とかなるぞと。




狭い店内だったため、トイレがすぐそこにあったので、どちらにしろ長いトイレは気が付かれます。




ウンコをしているのはバレるが、潰れるよりましか?




いや、吐いて一気に楽になった方がいいか?






結果、両方出ました。




その場で寝てしまいたい衝動にかられましたが、さすがエロパワーと若さ。


(今なら完璧につぶれて寝ています)




何事もなかったかのように、ナオミの前に現れて、また昏々とラムを呷るのでした。






そして、23時ごろ


店を出て、二人で寄り添いながらカップルのように駅に向かいました。




さっきの臭いウンコとゲロがまるで嘘だったかのようなロマンチックな夜




ナオミは荻窪に一人暮らしをしているので、新宿からは僕の家とは逆方面です。


ここで別れたら、次はいつ会えるんだろう・・・・


とか思うと、このまま彼女を帰すにはあまりに勿体ないと思い始めました。




俺はそんなに紳士じゃない。




俺はそんなに馬鹿じゃない・・・ハートは今ここにある・・・wow


暴威が流れました。




「もう帰る?」




「うん・・・」




この一瞬の間を逃がしませんでした。




「ナオミの家行って言い?」




「え?・・マジ?」




「大マジ」




「・・・・うん。いいよ」




Oh yeh


i'm only dreamn i'm only dreamn for me!!




thank you!!


ありがとう!!




中央線に乗り、荻窪を目指しました。


終電・・・いや退路を断ちました。

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