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裏Resort  作者: まさぐりまさお
1年目
24/108

仮帰宅東京編-1

話は少し戻りますが




出会い系サイトの女の子とのメールが1か月も続いたころ、賭けに出ました。


「12月に入ったら、あいませんか?」




ここで、


「いや、メル友で」


って返ってきたら、だるいところでしたが




「うん!じゃあいつにする?」




激熱リーチがかかりました。


キュインキュインきゅいーーーーん!!!!


ボキーーん


ランプは点灯している。




あとは7を揃えるだけだ。






手が震える中


日程をそっと詰め、何事もないことを祈り過ごすことにしました。




かといって、メールの炎を絶やすわけにはいかないので、消えないように、小さく灯しながら前進を試みましたが、


どうしても、恋人の様なやり取りが毎日続きます。




(ここで調子こいたらおしまいだ・・・)




と思いながらも炎は大きく燃えていきました。






ここで、大問題が持ち上がったのです。




「芸能人に例えると誰に居ている?」




この質問が来たか。


いよいよ、来るべき時が来たか・・・・




当時写メールの交換が未だ出来なかったので、高を括っていましたが、そう来たか!!!と




熟考の末




「巨人のガルベス投手」




とギャグとも何とも取れないボケをかましました。


黒人だしいいか!


と思って送りました。




スルーされ


「私は小柳ゆきって言われる」




と・・・・




よくわかんないな。




お互いその後容姿の話はしませんでした。




「ま、会えばわかるでしょ」




なっていました。




あぶねーー


あぶねーー




東京での楽しみが無くなるところでした。




そして、会う日程が12月10日に決まり


場所はクリスマスの雰囲気が濃厚な新宿駅南口


当時新宿のサザンテラスがライトアップされていて、とてもいいデートスポットになっていました。



とにかく後は金を用意しなきゃと思い、東京へ帰ってくると、せっせと朝からスロットに通うのでした。



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