軽井沢編-23(最終回)
そんな中
会社では
おもちゃ王国は11月30日に閉園し冬期休暇を迎え4月に開園するということだったので、閉園作業へ移行していきました。
従業員も、10月くらいに、水道管凍結の為、寮が全て閉まるので一旦ホテルに引っ越しするとのことで、身の回りが忙しくなってきました。
11月はホテルに仮暮らしをしながら、閉園作業をしていた気がします。
この頃は11月から3月は雪が凄すぎて、遊園地の営業が出来ない状態でしたので、その間社員は、系列のホテルやスキー場にヘルプという形で派遣されます。
そして、次の現場は12月20日からなので、閉園作業が終われば、溜まっていた公休を消化するため、長期休暇に入るのです。
そして次の現場が僕は「白馬コルチナ国際スキー場」という発表がされました。
スキー場で何をやるんだろう。
と思い不安でしたが、3か月すればまた軽井沢に戻れるので、まぁいいかくらいに思ってました。
にしても、引っ越しが多かった。
一年で住処を何回も変わるので、大きな荷物は、クローズした寮へ残し、なるべく身の回りをコンパクトにして生活していました。
車がかなり必需品です。
あ
車といえば、地元の友達が急遽用意してくれた「alto」は、有料道路で火を噴き、応急処置でなんとか乗っていましたが、限界を感じていたころ、菅平高原でバイトしていた時の車屋の友達とパチンコしてた時に、5万勝ったので
「5万で車用意できない?」
って聞いたところ、
「僕が今乗ってきた車で良ければ良いですよ。あとaltoは2万で下取りしますよ」
と言ってくれたので、即決でした。
3万で日産セフィーロを買ってこの日は帰った思い出があります。
そんなセフィーロは大活躍。
でもこの時、同じ部屋の那須君は車の免許も持っていなかったので、僕が全て荷物を運んだり面倒見ていました。
車もないくせに、荷物が大量にあって、ムカついたので、半分くらい強制的に捨てましたが。
こうして、11月中にさっさと仕事を終わらせて、セフィーロで東京へ帰りました。
楽しみがありました。
あの出会い系女子
「ナオミ」
と会う約束をしていたから。
次回東京へいったん戻る編に続きます




