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裏Resort  作者: まさぐりまさお
1年目
22/108

軽井沢編-22

1999年秋




この頃はギャンブルばっかりやっていた。


麻雀もそうだけど、一番ハマったのがスロットの「花火」




ドンちゃんに大ハマり。




嬬恋の人間は夏働いて冬はパチンコの生活。




嬬恋村は有名なキャベツの産地


だから、夏は地獄のように働いて稼ぎ、冬は雪で畑が出来ないから休みというシステム。




嬬恋村のパチンコ屋といえば、当時




思い立つだけで3件あり


どこでも花火が大流行していた。




僕は良く桂とハリオと3人で花火打つために仕事終わりには嬬恋村の中心地へ降りていき


休みがあると、上田市、佐久市まで足を延ばして、花火三昧だった。




花火はその後もブームが続き、大花火が出てもなおブームは続いた気がする。




仕事なんてほとんど適当に流していた。




後は、暇なので、女子を求めていたが、アルバイトで残っている女子とか社員は論外だったのっで、


携帯を当時出たimodeに変え、出会い系サイトに没頭していた。




パターゴルフとか渓流釣りは、平日は一日客が2組とかしか来ないから、一日中暇




だから必然的に出会い系をやっていた。




1999年の12月から「STAR BEACHA」が登場するのだが、その前夜的なサイトで、名前は忘れたが、


システムがザルだったため、金を使わなくても簡単に出会えた。






ある日、




東京の下町に住むhiohop好きです。


という趣旨のプロフィールを作成して、女子を物色していると、夜に一通のメッセージが来た。


やり取りするためには、課金しなきゃいけないのだけれど、メッセージの相手の女子は、




「こんばんわ、わhたiしpはh・・・・・・・。よ.doろ.coし.mo.く.neね.jp」




みたいに、自分のアドレスをちりばめて、課金しないようにして、送ってきた。


これはさくらじゃない。


と直感した僕はすぐにメッセージを返し、やり取りが始まった。




この女子は同じ年で、22歳で東京の荻窪に一人暮らしする、音楽が好きな女の子でした。




僕は嬬恋村に居ることを隠して、東京で観光業の仕事をしているということにして、メールのやり取りをしました。




こういう顔の見えない女の子とのやり取りが初めてだったので、凄くドキドキしたし、顔はついていればいいくらいに思えるほど、没頭していきました。完全に好きになっていました。




彼女もblack musicが好きで、好きなrapperの話など含め、気が合いました。


というか、嫌われないようにそっとしたメールのやり取りを何回もしていた。





そして1か月もやり取りをすると、決めなきゃいけない時が来きます。

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