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ウィルス


地球の歴史が、人類と伴にあったというよりも、地球は、生物界のもの。

そういったことが、人類だけが世界を制するという傲慢を諫める。

人間ができるのは、地球を破壊することでしかない。

そう指摘した哲学者。

それも、嘘ではあるまい。

人間が、生きて死ぬまでの間に、好奇心ゆえに、壊してく事柄が、なんと多いことか!

カレイラ先生は、子どもたちに、ヒトの傲慢さを教えていく。

そして、詩を通して、世界との向き合い方を見て行こうとする。

奇しくも伝染病が、蔓延してしまった。

世界は闇と、光の関係で出来ているけれど、闇の部分を見ている気がする。

ここで、感謝されるのは、医療関係者であり、市民そのものだ。

そして、このウィルスと闘うのは、あたかも、戦争の悲惨な焼け跡となった、

国の惨さを見るのと似ているとしても過言ではない。

その経験を自信をもって語るには、あと数年の時間がかかるだろう。

カレイラ先生に聞いた生徒に、子どものあどけなさが残る。

子どもが成長して大人になるまでに、このウィルスの無尽蔵な怖さを知らないでいる期間がある。

まだ、子どもは、何も知らないのだ。


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