性別の種類はいくつある?
性別は何種類あるのだろうか?
二種類?本当に?
分類してみよう。
まずは肉体的性別。男・女。二種類だ。
次に心の性別。性自認。これも男・女。二種類。
普通はここで終わりで、2×2で4種類。
さらに「性的対象の肉体的性別」(=性的嗜好・指向の肉体的性別)を加えてみる。
これは男・女・どちらもの三種類。
掛け算して12。
分かりやすくしよう。
「肉体的性別・性自認・性的対象の肉体的性別」で表記すると……。
表1.性別分類
1.「男・男・男」
2.「男・男・女」
3.「男・男・どちらも」
4.「男・女・男」
5.「男・女・女」
6.「男・女・どちらも」
7.「女・男・男」
8.「女・男・女」
9.「女・男・どちらも」
10.「女・女・男」
11.「女・女・女」
12.「女・女・どちらも」
さて、これでも十分に多いが、もっと細かく分けてみよう。
性別適合手術を受けて、竿が「有る」か「無い」かを加えてみる。
「肉体的性別・性自認(有or無)・性的対象の肉体的性別」とする。
表2.性別分類+竿
1.「男・男・男」
2.「男・男・女」
3.「男・男・どちらも」
4.「男・女(有)・男」
5.「男・女(有)・女」
6.「男・女(有)・どちらも」
4'.「男・女(無)・男」
5'.「男・女(無)・女」
6'.「男・女(無)・どちらも」
7.「女・男(有)・男」
8.「女・男(有)・女」
9.「女・男(有)・どちらも」
7'.「女・男(無)・男」
8'.「女・男(無)・女」
9'.「女・男(無)・どちらも」
10.「女・女・男」
11.「女・女・女」
12.「女・女・どちらも」
ここで1番について見てみよう。
1番の人は、身も心も男の男色である。
さて、この1番の人が惹かれる男性について考えると、
・同じ1番
・2番のノンケ
・3番のバイ
・4番の男の娘
・5番の精神的レズの男の娘
・6番のバイの男の娘
・7番の付いてる精神的ゲイのオナベ
・8番の付いてるオナベ
・9番の付いてるバイオナベ
これら9種類だ。
しかし、相手側の性的対象の肉体的性別を考慮に入れて絞ると、
・同じ1番
・3番のバイ
・4番の男の娘
・6番のバイの男の娘
・7番の付いてる精神的ゲイのオナベ
・9番の付いてるバイオナベ
この6種類になる。
相手を含めると、次のようになる。
表3.1番だけ詳しくパート1
1-1.「男・男・男」*「男・男・男」
1-3.「男・男・男」*「男・男・どちらも」
1-4.「男・男・男」*「男・女(有)・男」
1-6.「男・男・男」*「男・女(有)・どちらも」
1-7.「男・男・男」*「女・男(有)・男」
1-9.「男・男・男」*「女・男(有)・どちらも」
バイの方に関しては組み合わせが13ある。
よって、全体の数を考えると、150種類になる。
◆
ここまで考えた時、1番の中でも複合タイプが存在することに気が付いた。
1-1から1-6はすべて同時に起こりうる。
つまり組み合わせの総数を考えなければならない。
よって、6C1+6C2+6C3+6C4+6C5+6C6=63
バイの場合は、12C1+…+12C12=5019
全てを足し合わせると、30870だ。
3万とんで8百70.
どちらが先に書いてあるかで攻・受も定義できるから、これで全部のはずだ。
「アジェンダー(無性別)」、「どちらにも分類されたくない人」、「心の性別が2つある人」、「心の性別が流動的な人」の男女などは組み合わせを考えるのがややこしいから省かせてもらおう。
◆
さて、種類を考えた結果、私のやり方では30870種類となった。
昨今の現代社会では声高にLGBTの権利が主張されている。
ある一定の所まで権利は認められるべきだと私は考えている。
しかし、30870種類+@が満足するような権利が法律や憲法として明文化される日は来るのだろうか?
「男女平等」と「女尊男卑」を履き違えたフェミニストのようにならないか心配だ。
「弱さ」も振りかざせば暴力である。