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22歳♂ 何故か女の体に転生しました。  作者: BrokenWing
第二章
87/99

探索再開

ステータスの部分は適当に読み飛ばして下さい。



       探索再開



 あれから2週間後、俺達は再び80階層のワープの小部屋に居る。


 最初の50階層までは三日で踏破した。

 とんでもない強行軍である。

 今考えてみると、サラが良くついてこられたものだと感心する。


 その後は、大体二日で10階のペースだ。

 途中、リムの提案により、計3回、30階層を訪れる。

 目的は30階層の主、レッドウィッチの魔核と素材。

 全員に【反射】効果のついた盾を持たす為だ。


 50階に着いてから、一度20階へ。

 そして、再び30階の主を倒してから、50階に戻り、60階へ。

 屋敷で丸一日休憩を取ってから、また20階へ。

 もう一度、30階の主を倒してから、60階へ。


 何故、そういう面倒な行き方になったかと言うと、主は約3日経たないと復活しないからだ。

 途中、冒険者ギルドで、20階層の主の魔核を依頼するのも忘れない。


 結果、俺達の装備は、現時点では完全とは呼べないまでも、ほぼ満足できるものとなった。

 当然、サラのステータスも凄まじい速度で上昇した。

 一時、俺がスコットの身体に乗り移った時のように、ステータスの上昇に身体がついて行かない現象が起こった程だ。

 もっとも、それは丸一日休ませれば、すぐに治ったが。


 そして、その結果がこうだ。


氏名:アラタ・コノエ 年齢:22歳 性別:男

職業:勇者 貴族 冒険者 鍛冶師

レベル:61

体力:1021/1021

気力:1002/1002

攻撃力:1020

素早さ:1030

命中: 1047

防御:1005

知力:1048

魔力:1050

魔法防御:1022

スキル:言語理解5 交渉術4 危機感知5 人物鑑定4 マッピング

格闘術5 剣術3 ガード2

回復魔法5 火魔法5 闇魔法5 風魔法4 時空魔法5

武器作成4 防具作成4 道具鑑定4 魔核合成5 鉱石鑑定3

毒無効 麻痺無効 暗闇無効 沈黙無効 混乱無効 音波無効 石化無効

アイテムボックス6405




氏名:クレア 年齢:20歳 性別:女

職業:奴隷〈アラタ・コノエ:死後開放〉

レベル:87

体力: 405/405

気力: 372/372

攻撃力:435

素早さ:420

命中: 414

防御: 400

知力: 370

魔力: 412

魔法防御:405

スキル:言語理解3 危機感知5 家事5 社交術2 特殊性癖3 マッピング

棍棒4 槍術5 格闘術2 ガード3

水魔法5 回復魔法5

武器作成2 防具作成2

毒無効 麻痺無効 暗闇無効 沈黙無効 混乱無効 音波無効 石化無効

アイテムボックス3584




氏名:ミレア 年齢:19歳 性別:女

職業:奴隷〈アラタ・コノエ:死後開放〉

レベル:86

体力: 388/388

気力: 420/420

攻撃力:380

素早さ:415

命中: 390

防御: 389

知力: 417

魔力: 430

魔法防御:410

スキル:言語理解4 危機感知5 家事4 社交術2 特殊性癖3 マッピング

ガード2 剣術2

火魔法5 風魔法5 時空魔法4

鉱石鑑定3 魔核合成3

毒無効 麻痺無効 暗闇無効 沈黙無効 混乱無効 音波無効 石化無効

アイテムボックス3698




氏名:カレン・ロール 年齢:21歳 性別:女

職業:奴隷〈アラタ・コノエ:死後譲渡:リムリア・ゼーラ・モーテル〉

レベル:82

体力: 510/510

気力: 358/358

攻撃力:512

素早さ:505

命中: 501

防御: 510

知力: 257

魔力: 257

魔法防御:257

スキル:言語理解3 危機感知5 マッピング

剣術5 格闘術3 ガード5

武器作成5 防具作成5 道具鑑定4

毒無効 麻痺無効 暗闇無効 沈黙無効 混乱無効 音波無効 石化無効

アイテムボックス2107




氏名:リムリア 年齢:16歳 性別:女

職業:奴隷〈アラタ・コノエ:死後開放〉

レベル:80

体力: 516/516

気力: 541/541

攻撃力:534

素早さ:542

命中: 541

防御: 526

知力: 570

魔力: 565

魔法防御:535

スキル:言語理解4 交渉術4 危機感知5 人物鑑定3 特殊性癖2 家事3 社交術2

格闘術5 剣術3 杖術4

回復魔法5 水魔法5 土魔法4 光魔法5 時空魔法4

武器作成3 防具作成3 道具鑑定4 魔核合成4

毒無効 麻痺無効 暗闇無効 沈黙無効 混乱無効 音波無効 石化無効

アイテムボックス4520




氏名:サラ 年齢:12歳 性別:女

職業:奴隷〈アラタ・コノエ:死後開放〉

レベル:60

体力: 370/370

気力: 295/295

攻撃力:365

素早さ:368

命中: 380

防御: 361

知力: 290

魔力: 292

魔法防御:285

スキル:言語理解3 交渉術1 家事4 危機感知4 マッピング

弓術4 投擲4

火魔法3 水魔法3 土魔法2 闇魔法3 時空魔法2

武器作成2 防具作成2 道具鑑定2 鉱石鑑定2 魔核合成3

毒無効 麻痺無効 暗闇無効 沈黙無効 混乱無効 音波無効 石化無効

アイテムボックス1752




 特筆すべきは、サラの成長ぶりだろう。

 亜人の特性が加わって、攻撃系統はクレアとミレアに迫る勢いだ。

 また、攻撃系統程ではないが、魔法系統の伸びも良く、成長速度はミレア以上だ。

 なので、カレンは既にその分野では抜かれている。


 ちなみに、サラのレベルが俺とほぼ同じなのは、彼女の年齢分のレベルが加算されているからである。

 なので、ダンジョン内だけのレベルなら、まだ俺よりも10以上低い。



 そして、装備につては、俺から順に、以下のようになった。


弱体化の拳:攻撃力+10 防御+10 特殊効果【防御半減】【素早さ半減】

無効の首輪:魔法防御+60 特殊効果【状態異常無効】【火耐性大】

無双の腕輪:命中+50 特殊効果【攻撃力20%アップ】【魔力20%アップ】

回復の鎧:防御+20 特殊効果【自動回復】【防御20%アップ】

知力の帽子:防御+2 特殊効果【知力20%アップ】

俊足の足袋:防御+2 特殊効果【素早さ20%アップ】



 クレア


クレアの槍:攻撃力+70 特殊効果【防御半減】【攻撃力20%アップ】

金猪の腕輪改:命中+50 特殊効果【魔法防御20%アップ】【命中20%アップ】

超合金の鎧改:防御+140 特殊効果【防御20%アップ】

火避けの帽子:防御+2 特殊効果【火耐性大】

俊足の足袋:防御+2 特殊効果【素早さ20%アップ】



 ミレア


ミレアの杖:攻撃力+35 知力+60 特殊効果【魔力20%アップ】

金猪の腕輪改:命中+50 特殊効果【魔法防御20%アップ】【命中20%アップ】

超合金の鎧改:防御+140 特殊効果【防御20%アップ】

知力の帽子:防御+2 特殊効果【知力20%アップ】

火避けの足袋:防御+2 特殊効果【火耐性大】



 カレン


カレンの小剣:攻撃力+120 特殊効果【攻撃力20%アップ】

カレンの盾改:防御+190

金猪の腕輪改:命中+50 特殊効果【魔法防御20%アップ】【命中20%アップ】

超合金の鎧改:防御+140 特殊効果【防御20%アップ】

俊足の足袋:防御+2 特殊効果【素早さ20%アップ】

無効の首輪:魔法防御+60 特殊効果【状態異常無効】【火耐性大】

回復の帽子:防御+2 特殊効果【自動回復】


 リム


リムの杖:攻撃力+35 知力+60 特殊効果【知力20%アップ】

金猪の腕輪改:命中+50 特殊効果【魔法防御20%アップ】【命中20%アップ】

超合金の鎧改:防御+140 特殊効果【防御20%アップ】

火避けの帽子:防御+2 特殊効果【火耐性大】

俊足の足袋:防御+2 特殊効果【素早さ20%アップ】

カレンアラタリム:特殊効果【攻撃力20%アップ】【素早さ20%アップ】【魔力20%アップ】



 サラ


サラの弓:攻撃力+85 特殊効果【攻撃力20%アップ】

サラの剣山:攻撃力+5 特殊効果【暗闇】【麻痺】【沈黙】【睡眠】【石化】【毒】

金猪の腕輪改:命中+50 特殊効果【魔法防御20%アップ】【命中20%アップ】

超合金の鎧改:防御+140 特殊効果【防御20%アップ】

火避けの帽子:防御+2 特殊効果【火耐性大】

俊足の足袋:防御+2 特殊効果【素早さ20%アップ】



 まあ、俺に魔法防御20%アップがつかないとか、些細な問題はあるが、現状ではこれが最善と判断した。

 階層主や、新顔相手には、当然これに反射効果のついた盾を装備する。

 また、サラも体力が増えた結果、皆と同じ鎧が着れるようになり、喜んでいた。


 サラの特殊武器、【サラの剣山】は、イカサマのような効果だが、何と言う事は無い、魔核付与の実験に使った、特殊効果のついたダガーを6本束ねただけだ。

 アイテムボックスに入れても、上記の名前や性能は表示されず、別々に表示される。

 なので、便宜上そう呼んでいる。

 ぶっちゃけて言うと、サラの耐性を上げる時に使用した物である。



「サラちゃん、今までよく頑張ってくれた。しかし、ここからが本番だ。」

「はいですにゃ! でも、本番とはどういうことですにゃ? ピンクドラゴンより強い魔物が出るのは、覚悟してますにゃ。」

「うん、当然、今までの魔物よりも強くなるだろう。だが、俺が言っている本番とは、未知の魔物全てだ。階層が変わると、魔物が変わる。当然、攻撃法も変わってくる。そして、俺達はまだ、そいつらがどんな攻撃をしてくるのか知らない。」 


「サラちゃん、一番怖いのは、予想していない攻撃を喰らうことっす。今までの魔物は、全員で頑張って、その攻撃方法を調べたっす。だから、今までは損害も出さずに来れたっす。」

「アラタさん、カレン姉さん、分かりましたにゃ! 注意しますにゃ!」


 うん、これなら大丈夫だろう。


 俺達は慎重に81階層への通路を降りて行く。

 当然、先頭は囮玄武だ。


 通路を降りて、俺は【シースルー】と【ファーサイト】で、部屋全体を見回す。


「ふむ、降りた先の小部屋には何も居ないようだな。その次の小部屋には、灰色のドラゴンが2体居る。大きさはピンクドラゴンと同じくらいだ。色だけ違う。」

「え? アラタ、ちょっと待って! 危機感知では、凄く小さい点だけど、そこの小部屋に1体反応しているわ! 」

「え? そうなのか? しかし、何も見えないぞ。」


 俺も慌てて、危機感知する。

 ふむ、確かに何か居るようだ。

 ただ、点が小さく、色も薄い。

 注意しなければ見過ごしてしまいそうだ。

 リムも良く気付いたものだ。


「うん、確かに何か居るようだな。だが、念の為に天井とかも見回したけど何も見えない。」

「じゃあ、囮の出番ですね。囮玄武、行って来なさい!」


 ミレアの命令で、囮玄武は、のそのそと小部屋に入っていく。

 しかし、部屋の中心近くまで行ったが、何も起こらない。


 ん? 俺達の勘違いだろうか?


 そう思った瞬間、地面から、鋭い棘が沢山ついた、真っ黒なとらばさみのようなものが出現した!

 直径3mくらいある!

 図鑑で見る、ハエを取る食中植物の、超大型版だと言えば、良いだろうか?


 その、とらばさみの顎が轟音と共に閉じる!

、あの硬い玄武が、一撃で穴だらけにされた!


 とらばさみは、すぐに何事も無かったかのように、再び顎を開いて地面にへばりつく。

 よく見ると、色が地面と同じ色に変化していく。

 鋭い棘は透明になる。


 カメレオンかよ!

 あれが俺達だったかもしれないと考えると、本当に恐ろしい。


「多分、一瞬見えた、あの小さな球体が魔核で、普段は地面に埋まっているんだろうな。本当に危なかった。リムも良く気付いてくれた。」

「それくらい、当然よ。」


 しかし、気付けたのは、リムだけだったようだ。

 他の4人は信じられないといった顔をしている。

 サラ以外は全員、危機感知レベルは最大の5である。

 俺も感知できたところを見ると、多分、魔力の違いのせいだろう。

 

「それで、どうしますの? 迂闊には近寄れませんわ!」

「そうだな。ここはサラちゃんの出番だろう。あそこに居るのは分かっているんだ。あそこに、サラの剣山を一本ずつ突き刺していってくれ。どの効果が効くか見たい。全部効かなかったら、また考えよう。」

「はいですにゃ! じゃあ、まずは毒!」


 ふむ、変化は無い。

 まあ、あったとしても気付けるかは微妙だが。


「次、麻痺!」


 もしこいつが効けば、何らかの変化がありそうだ。

 しかし、何も変わらない。

 これも外れのようだ。


「石化ですにゃ!」


 お!

 これは変化がある!

 色が変わってきて、灰色になって行く!


「ふむ、石化が当たりのようだな。完全に石化するまで待とう。」


 暫くすると、奴の全体が灰色になり、今まで透明だった棘が見えるようになった。

 試しに俺が近寄って、クレアの槍でつついてみたが、全く反応は無い。


「もう大丈夫のようっすね。しかし、これ、どうするっすか? 魔核を回収したいところっす。」

「う~ん、カレン、取り敢えず割ってみるか?」

「了解っす!」


 カレンが剣を叩きつけると、あっさりとばらばらになった。

 破片の下から、魔核だけが光っている。


「あら、簡単ですのね。今までで、一番楽ですわ。」


 確かに、クレアの言う通り、結果だけ見れば、とても簡単だ。

 しかし、こいつの存在に気付けたリム、そして、石化のダガーが無ければ、こうは成らなかったはずだ。

 下手すれば、全員穴だらけだ。


「なんにせよ、リムのお手柄だな。っと、悠長な事を言ってもいられないようだ。来るぞ!」


 隣の部屋から、こっちの気配に気づいたのだろう。

 新種のドラゴン2体が、通路に沿って飛んできやがった!


 サラが慌てて、投げたダガーを回収する!

 カレンも魔核を拾って、すぐさまアイテムボックスに投げ入れる!


「サラ! 余裕が無い! 剣山纏めて全部行け!」

「はいですにゃ!」


 サラが6本纏めて先頭の奴に投げる!


 チッ! 

 ピンクドラゴンも何も効かなかったので、予想はしていたのだが、変化が無い!

 おまけに、特大の火球を吐いてきやがる!

 部屋が広かったので、全員かろうじて避けれたのが救いだ。


「一旦仕切り直す! 全員、上の階に退避!」

「「「「「はい!」」」」」


 俺が殿しんがりになって、全員が上への通路に逃げ込むのを確認してから、俺も【縮地】で一気に逃げる!


 新種のドラゴンは、流石に上の階までは追って来なかった。

 しかし、下に降りると、待ち伏せされている可能性が高い。


 さて、どうしたものか。


「じゃあ、少し変則で行こう。俺が囮になって、下の階に降りる。リム、合図したら、上から【大津波】を頼む。範囲魔法だから、俺には効かないしな。」


 ピンクドラゴンには水魔法が効いたので、通路ごと一掃してしまおうという考えだ。


「相変わらず強引ね。でも、分かったわ。でも、効かなかったらすぐに逃げなさいね!」

「勿論だ。後、サラちゃんは、【ウォーターバースト】の弓矢を用意しておいてくれ。効くようならそれで追撃して欲しい。」

「はいですにゃ!」


「じゃあ、私も【アラタさんへの愛】で追撃しますわ!」

「うん、クレア、助かる。後、全員、【反射】の盾を忘れるなよ。もし反射されても、あれがあれば大丈夫だ。」

「「「「「はい!」」」」」


 俺を先頭にして、カレン、サラ、リム、クレア、ミレアと続く。

 カレンは、敵に気付かれた時、詠唱時間をを稼ぐ為の盾役だ。

 【シースルー】で確認すると、やはり、降りたところに居やがった!


「うん、居るな。じゃあ、皆、頼むぞ!」

「「「「「はい!」」」」ですにゃ!」


 俺は一気に通路を駆け降り、【縮地】で2体の背後に回り込む!

 

 ドラゴンはかなり驚いたようだ。

 慌てて、俺に振り返り、ブレスを吐こうと大口を開ける!


「よし、リム!」

「はい! 大津波!」


 これは完全に決まったようだ!

 上から濁流が押し寄せる!

 ドラゴン2体は、一気に呑まれる!

 そして、俺の横を流されて行く!


 濁流はドラゴンを呑み込んで、最初の小部屋で勢いを失ったようだ。


「縮地!」


 俺は、確認の為に部屋に入る!

 チッ!

 まだ生きてやがる!


 ドラゴン2体は、地面に横たわっていたが、翼を広げて、飛び上がろうともがいていた。


「サラ! クレア! 追撃だ! 効いている!」

「はいですにゃ! 3連精密射撃!」

「アラタさんへの愛!」


 サラの矢が手前で転がっていた奴に三発、ほぼ同時に突き刺さる!

 そして、凄まじい音がし、もうもうと赤い霧が立ち込めた!


 どうやら、奴の体液、血を一気に爆発させたようだ。

 手前の奴は動かなくなった。


 更に巨大な水流が、残った一体にも押し寄せる!

 奴は、再び濁流の中を転がり回りながら、隣の部屋まで押し流される!


 俺も確認の為に、ついて走る!


 ふむ、【ウォーターバースト】三発のほうが、クレアの津波魔法一発より効果があるようだ。

 この鏃は後で増産だな。


 残った一体はまだ生きていた!

 しかし、もう虫の息のようだ。

 俺は落ち着いて、奴の鼻っ面に正拳を叩き込む!


 うん、流石に死んだな。


 俺は警戒の為に、再びこの階全体を見回す。

 危機感知レーダーには、小さな赤点が後5個、大きな赤点、ドラゴンも5体。

 近くに反応は無い。


「よし、今は大丈夫のようだ。そっちの魔核を回収したら、こっちに来てくれ!」

「「「「はい!」」」」


 すぐにリムとサラが来て、こっちの魔核を回収する。

 少し待つと、残りの3人も来た。


「ドラゴンの方は名前がついてるっすね。【ナインティードラゴン】らしいっす。あの罠みたいな奴は、まだっす。」


 ドラゴンの方は、おそらくイオリ達がつけた名前だろう。

 90の龍?

 90体居るのか?

 いや、普通は倒してすぐに名前をつけるはずだから、その時点で数までは分からないはずだ。

 ふむ、何が90なのかさっぱり分からんな。


 まあ、いい。

 取り敢えずは、あの、発見し辛い方か。

 ん? サラがもぞもぞしながら、目をいっぱいに見開いて、俺を見つめている。


「サラちゃん、名前つけてみるか?」

「はいですにゃ! もう決めてありますにゃ!」


 やはり、つけたかったようだ。


命名:スワレントラップ


 こいつもか!

 まあ、ファミリーネームなだけ、まだマシと言えるか?

 しかし、スワレン家の罠ってどうよ?

 なんか、他人事じゃない気がするのは、俺だけだろうか?



 今日は、この階層で早めに休もうという事になり、ドラゴンだけでも狩り尽くす。

 もっとも、スワレントラップの方も、見つけ次第瞬殺だったので、それも狩り尽くしたが。


 ナインティードラゴンは、サラの弓矢のおかげで、かなり楽できたが、普通に倒すと、体感でピンクドラゴンの倍くらいの耐久力がある。

 ブレスの炎も、倍くらいあるし、機動力もかなりあった。

 しかし、完全防備したカレンには、大してダメージを与えられなかったようだ。

 まあ、そうならないようにした結果なのだが。



「それで、何故、サラちゃんのベッドが俺達のベッドにくっついているのかな?」

「気のせいですにゃ! 前の位置からあまり変わっていないはずですにゃ!」


 初めてダンジョンで野営した時、サラのベッドは大きく離されていた。

 しかし、回を重ねるごとに、少しずつ近づいていた気がする。

 そして、本日、遂に合体したようだ。


 やはり侮れない奴だ。

 まあ、サラが加わってからは、ダンジョンでは全員自粛しているので、問題はなかろう。




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