七海と希美のバスケットボール講座 その1
七海「さぁ、始まったわね。それじゃあ希美、まずはここが何をする場所なのか、簡単に説明して」
希美「はいっ、先輩。ここでは本編に出てきたバスケットボールに関する言葉だったり本編中のプレイについて、出来るだけ分かりやすく、私たち二人が解説していく、そんなコーナーです」
七海「うん、そうね!さすがに全部ではないけれど、私たちがこのヘボ作者をフォローしていく。まぁそんな感じね」
希美「せ、先輩。そんな現実を突きつけたら…」
七海「まぁそんなことどうでもいいわ!それじゃ早速だけど希美、はじめて」
希美「わっ、分かりました先輩。今日はコレですね!"トップ""クロスオーバードライブ"」
七海「…」
希美「なっ、なんですか!?その反応!」
七海「別になんでも無いわ。はい、解説して」
希美「えーっとですね、まずは"トップ"から!」
七海「この言葉今後も多用されること間違いないわね。バスケだけの言葉でも無いんじゃないかしら?」
希美「そうですね、でも少しばかり意味合いが違いますけど。バスケットでの"トップ"は、大体ハーフラインから攻める方へ約6メートルの幅のことですね」
七海「その中でも真ん中、リングの正面になる位置を示すことが多いわね。それじゃ次。"クロスオーバードライブ"は?」
希美「オフェンスの攻める技術の一つですね。まず、ドライブというのがリングに向かってドリブルを突きながら切り込んでいく様子を示します。ただ、この時、右手でボールをついていたら右へ、左手なら左へ、と考えるのが普通です」
七海「まぁ右で突いて左に行くと、相手の目の前にボールを差し出すようなもんだもんねぇ」
希美「はい、そして"クロスオーバードライブ"はそれの発展した形、でしょうか。ドライブをしようとする直前にボールを突く手をかえるわけです」
七海「そこ、もうちょっと分かりやすく言える?」
希美「はい、先輩。要は左手で突いていたボールを右手に替え、そのまま右手でドライブすればいいんです!」
七海「うん、とても簡単ね!とまぁとりあえずは終わりだけど、続けれそう?」
希美「正直めんどくさいですけど、営業スマイルで頑張ります!」
七海「正直なコメントでいいわ。それじゃ今回はここまでよ!」
希美「そういえば先輩、私たち、自己紹介しなくてよかったんですか?」
七海「いいのよ。実際、本編の方だってキャラクター名一つも出てないんだから」
希美「そんなもんなんですかねぇ」
七海「そんなもんなのよ」