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第34話 意外と情報は大事だよ!

今回は短め、会食はまだです

「やっと……やっとだよおぉ……」

『ご主人様、顔の揺るみっぷりが凄いよ』


 今は、闘技大会閉会式が終わった所でアリアと黒猫さん、サラさんにアルカさんのいつもの面々で闘技場の外にいる。 閉会式では俺が女王様から直接賞金やトロフィーを貰ったりお褒めの言葉を貰う等のイベントがあったが、俺が思っていたよりも早く終了した。


「そうだ!目的の会食はいつ行くの?」

「えっとね、午後7時にお城の前に行けばいいんだって」

「そんな大ざっぱなの?」

「いや、多分レイさんの説明の問題です」

『だろうね』


 サラさんの疑問にアリアと黒猫さんが応える……って


「何か私が馬鹿にされてる!」

『気のせい』

「そういえば、レイちゃんレイピアに刺された所完全に治ってるよね、凄いな~」

「回復魔法を使っただけだし普通だよ」


 黒猫さんに関しては気のせいらしいのでいいとして、アルカさんが俺の服の破けた所から俺の肌を見て感心した声を上げる。


「レイさん、回復魔法の時点で普通じゃないです」

「ん、ああそうだっけ」

「そうだっけって……」

「流石、レイちゃんだね~」

「しかもその後【召喚】もしてるじゃない。 レイちゃんって本当に何者?」

「だから元ひきこもりのエルフだってば」

『それで納得すると思った?』

「だよねー」


 う~ん、やっぱりシャイニングユニコーンはやり過ぎたかな……と今更ながら後悔するのであった……もう遅いけどな。






「お!見つけた! ガレーナニュースでーす! 闘技大会優勝者のレイだよね~インタビューしたいんだけど~」

「……ニュース?」

「レイさん、やっぱり新聞とかも知らないんですか?」

「新聞……ああ、なるほど」


 サラさんとアルカさんと別れた後、宿屋の前でちびっこいドワーフの女性?に会った。 「マジック・テイル」のドワーフの女性キャラはみんな顔以外は毛深い、手なんかはかなりフサフサしている。 そして目の前に居る女性の手は茶色の毛で覆われていたので多分ドワーフなのだろうと俺は推測した。


「私が優勝したからインタビューをしようという事?」

「そうそう! Eランクの美少女エルフが闘技大会を優勝! これは話題になるよ~」

「とは言っても何もないしね~」

「いやいや!ありすぎるって! その魔法の技術や弓の腕! 何処で習ったの!」

「何処でって言われても」


 何処で……これは何て答えれば良いんだ? 「マジック・テイル」でレベル上げしていました~とか言えば良いのか? ……なら「マジック・テイル」の適当な地名で誤魔化すか。


「シンオウカの森でモンスターを倒して暮らしていたんだよ」

「シンオウカ? シンオウカって何処?」

「……え?あれ?」


 シンオウカの森とは「マジック・テイル」では有名な超初心者向けのダンジョンだ。出て来るモンスターはレベル1から最高でもレベル5程度のモンスターしか出てこないまさしく初心者の為のダンジョンだ。 だがマップの出来は「マジック・テイル」でも屈指の出来だった。 日本の某樹海を基に作ったらしく木々が生い茂りすぎていたが、初めてやったプレイヤーにVRの凄さを直接感じられる工夫がされていた。


「……あれ?シンオウカの森無くなっちゃたの?」

「いや、人が住める森にそんな名前の森は無かったよ。 モンスターが強すぎて人が入れない森ならそんな名前の森があるかもしれないけど……」

「……え?あんな森が?」


 うーん、百年という月日が経った影響で土地の名前が変わっていたりするのだろうか。 いつかそういうこと確認してみようかなと俺はこの時のんびりと考えていたのであった。 その後は簡単な感想等を聞かれ、インタビューアーは去って行ったのであった。

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