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灰の隔離地に咲く魔女  作者: 榛原
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第八章 封印側の意味

選ばれし騎士のローハンが登場するもエドには旧支配者のティンが戦闘中に憑依して暴走が始まった

ティンは今までずっとエドが窮地になると憑依してティンを意識内で眠らせ、戦闘をすぐに勝利させてきた


放浪者の時に支配者の戦いで負けたティンに優しかった少年のエドに対して幸せな生涯を送ってやろうと同化した

エドは今までティンに守られてきた事を知らなかった




戦場の灰は、黒煙と血でさらに重くなっていた。

エドとエミル――二人の光が、

その中で唯一、秩序を保つ存在だった。


「……来たか」


低くつぶやいたのは、戦場に現れたもう一人の選ばれし騎士、ローハン。

彼の姿は、まるで影そのものだった。

冷たい瞳に、感情の欠片はほとんどない。

だがその背中からは、圧倒的な存在感が放たれていた。


「……だれだ、お前は」

巨影の魔獣が唸る。

だがローハンの一歩で、すべての攻撃が止まった。

その足取りは、地面を踏み抜く衝撃さえ感じさせた。


エドの瞳が光る。

「……封印側」


この言葉は、母が最後に残した言葉。

そして帝国に隠された真実の名。


「そう……それがお前の力か」

ローハンは静かに言い放つ。

戦場の空気が凍る。

その言葉に、魔獣も、兵士も、立ち止まった。


エミルはその意味を理解できず、

しかし体の奥で、魔力が反応するのを感じた。

知らず知らずのうちに、力が体を貫く。


「……行くぞ」


ローハンの声が低く響く。

それは、単なる指示ではなく、戦場全体を動かす命令だった。

彼の動き一つで、戦局が変わる。

選ばれし騎士としての圧倒的な力。

それは、帝国でも最強格として恐れられる所以だった。


エドは剣を握る手に力を込めるが旧支配者のティンが憑依した

そして、エミルに向けて小さくうなずいた。


「んじゃ・・・俺が行く、可愛い魔女ちゃん頼むわ」


エミルも頷き、光をさらに強く放つ。

その光は、周囲の魔獣たちを押し戻し、

城壁の兵士たちにも希望を与えた。



戦場の中心で、

黒煙の巨影と憑依したエド、エミル、そしてローハンが、

互いの力をぶつけ合う。


「……全力か?」

ローハンにエドが問いかける。

ローハンが静かに答える。


「当然だ」


その言葉の意味を理解したのは、

黒き巨影だけではない。

戦場のすべての者が、

今、何が起ころうとしているかを悟った。


光と闇、刃と魔力――

すべてが混ざり合う戦場の中で、

戦争の行方は、二人の意志にかかっている。


そしてエミルは、

戦場の中で初めて自分の魔女としての力を理解し始める。

恐怖と怒り、そして守りたいという想いが、

彼女の魔力を限界まで押し上げる。


「……エド、私、行く」


二人の光が、

灰色の戦場を切り裂き、

黒き巨影を追い詰めていく。


「お前の力はまだ未熟だ ローハンとやら」


黒き巨影はティンが憑依したエドの剣技で次々と切り裂かれた


「お前らは本当に選ばれた騎士なのか」


ローハンはエドの強さに言葉を失う


「支配者の力が強すぎるのか あははっ」


「私はこいつを守る義務がある 死なせるわけにはいかないんだ」


次々と魔物を殺戮していく


お得意の魔力に付加をかけた剣技でこの程度か


暴走するエドを帝国軍はエドの強さは格別だということを認識した






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