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親友面した女の巻き添えで死に、転生先は親友が希望した乙女ゲーム世界!?転生してまでヒロイン(お前)の親友なんかやってられるかっ!!  作者: 音無砂月
第3章 ゲーム開始?時期じゃないでしょう

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第47話 学校は何をする場?

アイルは授業に真面目に取り組むことはせず、勉学に励むこともしない。

「それでね」「だからね」「面白かったんだよ」と先生が講義をしている最中、ずっと私に話しかけてきた。

周りの生徒も講義をしている教師も迷惑をしているが相手が王女なので誰も注意できない。

「王女殿下、申し訳ありませんが静かにしてもらえませんか。授業に集中できないので」

何度目になるか分からない注意を私からする。けれどアイルは「真面目だなぁ、学校の授業何て大人になっても何の役にも立たないんだから聞き流せばいいじゃん」とへらりと笑って言う始末。

前世ではそうだろう。

因数分解や理科の授業がそうだった。

日常生活で必要のないものばかり。

けれどここでの授業は違う。

貴族、特に高位になると他国の貴族と関り合いになることだってある。その場合は相手の国の歴史やマナー、文化を知らないと外交問題に発展することだってある。

教養として外国語の授業も選択できるし、必須科目には礼儀作法やダンスがある。どれも貴族として暮らすのなら必要なものだ。

ここで学ぶことは全て自分たちの未来に直結するのだ。

ましてやアイルは王女。ここので学びが一番必要だと思う。寧ろ足りないぐらいだろう。いつまでも日本社会の感覚でいられると困る。

「では、学校に来なければよろしいのでは。申し訳ありませんが、私は殿下程頭が良くないので講義を真剣に聞かなければなりません。なので静かにしていただくか、無理なら退出していただけませか?」

出て行けと貴族令嬢である私が王女であるアイルに言うとは思っていなかったようでクラスメイトたちは固唾を飲んで見守る。先生もいつの間にか講義を止めて私たちの方を見ている。

何日も毎時間、授業そっちのけで、隣でベラベラと話されれば我慢の限界というものだ。

「何を言っているの!私が入学しないとゲームが始まらないじゃない」

勝手に一人で始めてろよ。

「ここは遊ぶ場ではございません。殿下は入学前に学校がどういう場なのかを学ぶべきですね」

「ちゃーんと分かっているわよ。だからヒロインである私がいるんじゃない」

乙女ゲームをする舞台じゃなくて、学びの場だと言っているのだ。どうして通じないのだろう。

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