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本心偽装  作者: 廣野トモナ
2/2

みんなと同じー2

「あはは、やっぱそーだよねー!」


ひとつの集団の一員となってみんなの話に必死に合わせる。

学校という場所は、こうでもしないとすぐに独りぼっちになってしまう。

休み時間毎に「友達」の所に行くのは面倒だけれど、クラスメイトに独りぼっちだと思われるよりはマシだ。

そんなヘンテコなプライドによって私の10分間は消費されていく。

やっと学校が終わった。早く帰ろう。早く帰って漫画を読もう。テレビを観よう。ゲームをしよう。

帰ったら何をするかを考えているこの時間が1番好きだ。

やっぱり私は集団行動が向いていないのだと確信した。

ルンルン気分で鞄に教科書をしまっていると、背後から声が聞こえてきた。


「ねー!___もスタバ行くよね?」

「今回の新作はキャラメルだって‼︎」


最悪だ。

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