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ぼくは。素の嘘つきが嫌い  作者: 浅白深也
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第23話 過去

 中学三年生に進級してから、私はいじめを受けるようになりました。学校内でも有名な素行の悪い不良女子たちと同じクラスになった結果です。


 いじめの理由はなんてことない、彼女たちのグループのリーダーと席が隣同士になったことが原因でした。あの時ほどクラス分けをしたであろう先生方を恨んだ日はありません。


 私のどちらかというと消極的な性格をすぐに見抜いたのでしょう、彼女はほとんど初対面である私に対して粗野な態度をとってきました。


 なぜか敬語で話せと強要されましたし、彼女が体育館に置き忘れてきたジャージを取りに行かされたりもしました。ある時は筆記用具を持ってくるのを忘れたと言って、私のお気に入りだったラメ入りのかわいい柄のシャーペンをひったくるように奪われました。一日経っても返してくれる気配はなかったので、終礼のあと彼女が帰ったのを機に彼女の引き出しの中を探ると、引っ掻き傷のような白い線が幾重にもついた私のそれが見つかりました。乱暴な扱いをしたのは一目瞭然でした。物を大切にしないのは最低な行為です。私はシャーペンを保護するように両手で包み込みながら、帰り道で事故でも遭ってしまえと呪詛の類いを吐いていたと思います。


 学校で授業が始まった初日でこの有様です。この日を境に私の平和な学校生活が暗雲に包まれたのは想像に難くないでしょう。


 彼女は自分の事をどこかの偉いお嬢様だと勘違いしている節がありました。言うなれば私は雑用係のメイド……いえ、奴隷と言ったほうが正しい気がしますね。人間として扱ってもらったことなんて記憶にありませんから。今では立場が逆転して、彼女は事件の発覚を怯えるただの小心者になり下がっていますが。ほとほと滑稽ですね。


 話を戻します。


 運命のいたずらで悪魔に捕まってしまった私は、そう何日も経たないぐらいに限界を迎えました。元より我慢強くない私です。強気で彼女の言葉を拒否しました。


 今思えば選択ミスでした。たった一年を辛抱すればよかったのにって後悔しました。


 そして、精神的苦痛は肉体的苦痛を伴うようになりました。


 そう、暴力です。いじめの定番ですね。これまた定番のように体育館裏に呼び出され、映画で見るような山賊の下卑た笑みを浮かべた彼女達に囲まれ、殴られ蹴られ。とても痛かったです。なにより怖かったです。複数の悪意を一身に浴びるのですから。


 彼女達の悪意は日を追うごとに強さを増しました。


 これまでの小さな嫌がらせは勿論、頬を打たれるのは日常茶飯事、いつの間にか体育の時間で着替えた制服を便器の中に突っ込まれていたり、母が一生懸命作ってくれた弁当は教室のゴミ箱に打ち込まれました。


 私が感情的になって怒れば、嘲笑され、罵倒され、立ち上がるのがやっとなぐらい嬲られました。本当にいじめって陰湿で最低ですよね。知っていますか? 人は集団になるとさもそれが正しい事だと言わんばかりに躊躇いというものがなくなっていくんです。リーダーの女は脳内お嬢様なので初めから全力でいびってきていましたが、グループの人達も私をストレス発散のおもちゃと認識していき、徐々に暴力の度合いを増しているのは明らかでした。


 そんな状況ですから、クラスメイトはあからさまに私を避けるようになりました。当然ですね。私の側には悪魔が蔓延っているのですから。私が彼、彼女らの立場だとしても同じ行動を取っていたことでしょう。まったくの道理です。


 一縷の希望を持って担任の先生に相談してもみましたが、彼も関わりたくないようで、「大丈夫」「なんとかなる」と気休めにすらならない言葉を掛けられました。一回り二回りも年の離れた子供を怖がる大人なんて聞いて呆れます。なにが大丈夫なんでしょう? 私の服の下に隠された赤腫れを見ても同じことを吐けるのでしょうか? やっぱり教師は当てになりません。まぁ結局は仕事ですから厄介事はご免ですよね。


 家族に話すという選択肢は端からなかったです。母は体が病弱なので不要な心配を掛けたくありませんでした。少しの羞恥もありましたし。


 私はいかにも平穏な日常を過ごしているように事実を捏造しました。初めて嘘をついた瞬間です。


 幸いといっていいのか、いじめっ子達も暴力の発覚は嫌がっていたらしく、体の目立たない箇所ばかりを狙って力を振るっていたので、母を含め家族にはバレませんでした。私って意外に嘘つきの才能があるんですよ。とても自慢できることじゃないですけどね。


 誰の助けも求められない。求めてはいけない。私はひとりぼっちになりました。


 そんなある日です。学校終わりに住宅街を抜けてあてもなくふらふらとしていた時に、偶然この場所を見つけました。


 誰からも忘れ去られた寂しい公園。一目みて気に入りました。今の私にはお似合いの場所だと。除け者のように町の片隅に追いやられたこの場所は私の生活を体現しているように思えたんです。一種の仲間意識のようなものですね。


 ここへは不定期に何度も足を運びました。なんだか落ち着くんですよね、ここ。なんとなく慰めてくれるような気がして。


 その後もいじめは止まることを知らずに非情さを増大させていきましたが、割愛します。他人の不幸話ほど聞いていて気持ちのいいものではありませんからね。


 そして公園を発見して一ヶ月が過ぎた頃、私は彼――赤久真琴くんと出会いました。


 その日、いつもどおり学校終わりに公園へ向かうと先客がいました。


 珍しいと思いました。こんな寂れた公園に居座るような物好きは私だけだと思っていましたから。


 彼は錆びついてギィーコギィーコと鈍い音を立てるブランコに揺られながら、地面にいる蟻を数えるように虚ろな目で俯いていました。


 制服の意匠で他校の生徒であることが分かってホッとしましたが、同時に私は自分の居場所を奪われたような気持ちでした。しかも彼が座っているブランコは私の定位置。私はあそこに座って独りで黄昏れるのが好きなんですよ。そこに動物ならまだしも人がいては物思いに耽る事はできません。


 そばの茂みに隠れ、早く去れ~と念仏を唱えながら彼が去るのを待ちました。


 五分……十分……三十分……ええ、傍からみれば不審者ですね。一人の男の子をじぃーと見続けているのですから、ストーカーチックだと思われても仕方がないぐらい客観的にみて怪しかったと思います。


 ですが不思議と諦めて帰るという考えはありませんでした。今思えば私は彼の事が気になっていたんだと思います。なぜ彼はこんな人気のない寂しい場所で時間を持て余しているのかって。


 やがて一時間が経とうとした時でした。突然、彼が言ったんです。


 ――さっきからそこで何をしているの? と。


 最初は他にも誰がいるのかと思いました。ですが彼は確かに私をみて口を開いていました。どうやら私の存在に気がついていたようです。正直それなら早く声を掛けてほしかったです。たぶん私の顔はこれまでにないぐらい羞恥で染まっていたでしょう。消したい過去トップ3に入るほど恥ずかしかったです。


 敵に降伏を促されたスナイパーよろしく、私は渋々と彼のまえに出ていきました。


 どこかあどけなさの残る顔が印象的でした。彼は再度同じ質問を繰り返しました。


 私は正直に答えるのがなぜだか悔しくて咄嗟に嘘を吐きました。


 ――ちょ、ちょっと珍しい昆虫がいたから……。我ながらもうちょっとマシな嘘はなかったのかと激しく後悔しました。


 しかしそんな後悔を吹き飛ばすように、彼の返答は意外なものでした。


 ――え、ほんと! どんなっ!? 


 食いついてきたんです。それはもう嬉々とした様子で。中学三年生にもなった男がですよ。テーマパークを目前にした好奇心むき出しの子供のように、勢いよくあれこれと訊ねてくるんですからある意味異常です。


 だけど、いつの間にか私は笑っていました。ここ何ヶ月も出てくることがなかった感情が溢れ出しました。嘘ではあったけど私の言葉に関心を抱いてくれて嬉しかったんです。


 それが私と赤久くんが初めて顔を合わせた瞬間でした。


 どうですか? ロマンチックの欠片もないでしょう? 


 それから赤久くんとは何度も会いました。どちらが会う時間を指定するわけでもなく、ここにくれば私達は自然と顔を合わせました。


 赤久くんとは色々な話をしました。ある時は昨日の晩ごはんだったり、ある時は宇宙の成り立ちだったり。彼はその時その時で思いついた事を口にしていたんだと思います。


 そして私のほうはいつも嘘つきだった。興味のない話でも関心のあるように振る舞い、彼の気持ちに同調する。変わることのない学校でのいじめ生活は、脚色どころか改変させ、漫画のように華やかで胸躍らせる青春にしました。


 私は赤久くんとこの寂れた場所にいることが好きだったんです。この穏やかに流れる時間だけが私を生きてると実感させてくれました。


 だから怖かった。つまらない人間だと見抜かれて赤久くんがこの場所から立ち去ってしまうんじゃないかって。公園に彼の姿が見当たらなかった時はいつも不安感が募りました。もう彼はここへは来ないのではないかと。


 まぁそんな私の心配は杞憂だったんですけどね。赤久くんはいつもと変わらず私の隣にいて、安心する笑みを浮かべていてくれました。


 赤久くんと出会って二ヶ月が経ち、学校は夏休みに入ろうとしていました。私達は学校は別だし信頼の置ける親友というまでには交流も深くなかったので、学校が休みの間は会えないだろうなと思っていました。


 ところが、明日から夏休みだというときに赤久くんが言ったんです。大事な話と渡したいものがあるから一週間後の土曜日にまた会えないかな、と。


 普段の彼らしくない、どこか生真面目な態度と勇気を振り絞るような口調でした。まるで告白する時のような……と考えたところで、私の頬は熱を帯びました。だって中学三年生の乙女ですよ。それにその日は私の誕生日でしたから、そう受け取るには十分すぎるほどのシチュエーションでしたもん。


 正直、嬉しかったです。べた惚れとまではいきませんが、少なからず私も赤久くんには好意を抱いていましたから。ただの私の勘違いだとしてもまた会えることがとても。


 私は笑顔で頷きました。


 そして一週間後のあの日、事件は起きました。


 その日は生憎の雨でした。夏の真っ只中なので気温はちょうどいいぐらいに冷えて涼しかったですが、太陽の沈みかけた夕暮れの中で彼に告白される胸キュンなシーンを想像していた私は、ちょっと残念な気持ちになりました。雨でも中止になることはないでしょうが(そもそも彼への連絡手段がないので会うことは確実なのですが)やっぱり雨というのは少し陰鬱な気がしたんです。


 待ち合わせの時間はいつもの時間帯と決めていたので、私は気を取り直し、洋服選びに近所にあるデパートへ出掛けました。いつも会う時はお互いに制服姿でしたから、赤久くんの私服を見れるという楽しみ反面、自分は何を着ていけばいいのか、おかしくないのかと激しく悩みました。


 沢山の洋服を手に取り、頭の中でコーディネートを組み立て実際に試着し、真剣に選びました。あの時の私は魔王との決戦を前にした勇者のような顔をしていたでしょう。


 ……本当に、過去の私を振り返ると悲しくなります。このあとに何が起きるのか知らずに一生懸命頑張っている姿を思うと憐れです。


 洋服選びはお昼を過ぎたころで終了しました。


 家に帰ることも考えましたが、まだ約束の時間にはかなり余裕がありましたし、自室にこもっていると彼が告白してくる光景を想像してしまい恥ずかしさで悶々と塞ぎ込みそうだったので、これまでの感謝の意を込めた彼へのプレゼントを選ぼうとデパート内を散策することに決めました。


 ですが、それがいけなかった。


 オシャレな雑貨品店で小物を選んでいたとき、背後から声を掛けられました。振り返るとそこには、チャラチャラとした派手な出で立ちのいじめっ子達がいました。


 私は驚愕のあまり体が硬直してしまいました。なぜこんなところで、それも今日という大事な日に彼女達と遭遇してしまうのか。朝のテレビ占いで獅子座は一位だったはずなのに。占いなんてもう二度と信じません。


 彼女達は私の驚きようをみて嘲笑し、三人とも背を向けてひそひそ話を始めました。嫌な予感がひしひしと伝わってきます。


 そして彼女達はこちらを振り向き、――ゲーセンに行きたいんだけど金貸してくんない? とお願い、もとい命令してきました。なんとなく予想していたことです。人目のあるこの場所では乱暴な真似はできませんから。


 拒否すれば倍返しとなってくるのはこれまでの経験で理解していましたので、私は素直に従いました。逃げることも可能でしたが、絶対に逃げ切れるという確信がない以上、嵐が過ぎ去るのを辛抱強く待ったほうがいいと思ったんです。少しの間だけ言うことを聞いていれば満足して離れてくれるだろうと。


 デパート内にあるゲームセンターに行くと、彼女達は人様のお金を躊躇いなく使いました。この様子では持ち金すべて消えそうです。残念ですがプレゼントはまたの機会に渡そうと考えました。


 私は彼女達の召し使いのように背後に付き添い、命令に従い続けました、


 そしてお金も底をつき、そろそろ公園に向かわなければいけない時間になりましたが、彼女達は解放してくれませんでした。


 デパートから出ると彼女達は私をどこかに連れていこうとしていました。がっちりと両脇を固められて逃げれる状況ではありません。


 私はひどく焦りました。ちらちらと何度も腕時計を確認しては、どこかに逃走の隙がないか窺いましたが無駄に終わりました。


 心の中で後悔が渦巻きました。最初から逃げていれば。いいえ、デパートなんかに行かなければよかった。しかし後悔は後悔です。もう何もかもが遅い。


 そうして彼女達に連れて行かれるまま、市街地から離れた廃工場にやってきました。学校で噂になるほどの有名な場所です。幽霊が出るとかそんなありふれた噂。活動を停止させてしまった陰鬱な雰囲気が漂っていました。


 私達以外に人は誰もいません。手荒な事をするにはうってつけの場所だなと感じました。どうせいつもと同じストレス発散が目的なのでしょう。なら早く気が済むまでやってくれという気持ちでした。痛みには慣れています。それよりも赤久くんとの約束を反故にしてしまう事のほうが怖かったんです。彼に嫌われてしまうことが。


 予期したとおり彼女達は罵声を浴びせながら私を甚振りました。その顔は狂喜に歪んでいました。人ってこんな顔をするんだなとぼんやりと考えていた気がします。


 止まない雨がないように、いずれ暴力は止み彼の元に行ける。耐えて耐えて、その時でした。


 閉じられた廃工場のドアを蹴破る音が聞こえてきたのは。


 そこには成人している二人組の男性が立っていました。一瞬脳裏に助けが来たのかなと思いましたが、どうやら違うようです。その人達は肩に刺青をしたどう見ても不良の輩でした。常識なんてものを知らない性欲に飢えた獣。


 彼らは笑いながら私たちに近付いてきました。――うわっ、いじめじゃん。えげつねぇー。オレらも混ざって楽しんじゃう? などと口にしながら。


 見ると、彼女達も怯えていました。どうやら知り合いではないようです。先程のお嬢様気どりが逆転して顔面蒼白になっていました。いい気味だと思ったのが本音です。


 しかし当然、彼女達が取った行動は私を生贄に差し出して自分達は助かるという方法でした。


 彼女達は不良達の機嫌をとり、逃げ出さないよう私の体を取り押さえました。その手が震えていたのか、私自身が震えていたのかは覚えていません。とにかく恐怖を感じていたのは確かです。犯される。架空の話のように悪い人達の悪意に弄ばれる。


 だけど身動きが取れません。髪の毛を鷲掴みにされ、一つ一つはぎ取られていく衣服。そして下着が露わになった時でした。


 赤久くんが来たのは。


 偶然だったのか必然だったのか。彼の一瞬驚愕した顔を見れば前者だったのでしょう。制服姿だったので学校の用事の帰りだったのかもしれません。


 そこからの赤久くんの行動は早かった。敵だと認識されるまえに、一人の不良に体当たりをしました。……いえ、体当たりのように見えただけでした。その不良は糸の切れた人形のようにゆっくりと地面に倒れました。血だまりの中に。腹部には銀色に光り輝く果物ナイフが刺さっていました。


 数瞬後に廃工場を包み込む不穏。


 その後、赤久くんは機械のような無機質な動作で残りの不良を狩っていきました。


 私は呆然と見ているしかありませんでした。いじめっ子達も同じです。


 二人目の不良の背中を刺したあと、赤久くんの視線は彼女達に注がれました。それを受けて彼女達は恐慌し、誰とはなしに悲鳴を上げながら逃げていきました。


 彼は追おうとはせずに果物ナイフを手放すと、ポケットから取り出した手紙を力任せに破り裂き、何も言わずに私を抱き締めました。洋服に不良達の血が付きましたが、べつに構いませんでした。


 私は混乱を通り過ぎてひどく落ち着いた頭で、地面に散らばった紙片を見て、ああ渡したいものって手紙だったんだ、読めなくて残念だな、などと思っていました。今ではもう、手紙にどのような文面が書いてあったのか推測することさえできません。


 私達はしばらく抱き合ったままでした。永遠に続けばいいと思いました。凍った私の心をじんわりと溶かしてくれる温もりをずっと感じていたかった。


 だけどそれは叶えないようのない願いで、赤久くんは私から体を離すと、『帰ろう』と言いました。本当ならば警察を呼ぶのが正しい判断でしたが、今はとにかく一刻も早くこの場から去りたかった。ただの悪夢だと信じたかったんです。


 彼は血の付着した制服を脱いでジャージに着替え、私は買ったばかりの服に着替えて帰りました。


 私達は終始無言でしたが、別れ際、赤久くんは私を落ち着かせるように微笑み、


『大丈夫。ぼくがなんとかするよ』と一言そう言いました。


 そして次の日、赤久くんは死にました。


 ここからは新聞の字面どおりです。彼は自身の学校の屋上から飛び降り自殺を決行した。のちに発見された遺書から、彼が学校でいじめを受けていたことが判明し、廃屋に落ちた果物ナイフから彼の指紋が発見され、不良たち殺害の件については彼の犯行であるとされました。


 私の名前は挙がりませんでした。いじめっ子達についても同様です。彼女達は自分達の非が明るみになることを恐れたようで、この件に関しては無関係を装っていました。


 警察は遺書に書いてあるとおり彼一人の犯行と断定し、この事件は終局を迎えました。


 遺書は二つあり、一つは前述どおり自分の受けたいじめについてと不良達を殺めてしまったことへの償い。


 そして、もう一つの遺書にはこう書かれていたそうです。



『ぼくは。素の嘘つきが嫌い』と。


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