再生 2
「でも、何故お父様は、お仕事を辞めたの良い所にお勤めだったのでしょ」
「俺が小学生の時は、大手の研究所の主任をしていたのに、突然やめて守り人になる。と訳のわからない事を言って実家に帰ったのさ、お袋と俺を横浜に残して」
「離婚しなかったの」
「お袋は未練が有ったのさ、だから俺が中学生になったら、お袋まで俺を捨てて親父の元に走ったんだ」
「だからあんなに仲良かったのね」
「どうせ俺は、邪魔な子で親に捨てられるのさ」
「そんなに拗ねないで私も、いっちゃんもパパのこと大好きよね、いっちゃん」
「うん、僕パパ大好きだよ」
「そうか、パパもいっちゃんもママも大好きだ。パパは、間違っても家族を見離す事はしない。神様より家族様だ。それよりママ、工場長している先輩が退社するかもしれないよ」
「あらどうしてまだ定年には、早いでしょ」
「まだ詳しい事はわからないけど、三月には大幅な人事異動が予定されている様だ。俺も本社に帰れるかも知れないぞ、そうなったらママどうする」
「どうするて答えは、決まってるわ、」
「ここに残るのか」
「バカね先程、貴方言ったでしょ、家族様だって」
「付いて来てくれるのか」
「当たり前でしょ世界の果てまで付いて行くわ、ね、いっちゃん」
「ウン、パパとママの行くとこなら、僕も行きたい」
「ママ世界の果てなんて大げさだよ、内の会社は、日本にしかないのに、いずれにしても異動が有るかどうか未だわからないからね」
「工場長には、色々お世話になったのに寂しくなるわね」
「俺は、先輩に無理やり引っ張られたほうだから、退社するかも知れないて聞いた時は正直ホッとしたよ」
「そんなに悪く言うものじゃないわ、私達の仲人親よ」
「君には、黙っていたけど俺このコンビナートには、反対だったんだ」
「でもプロジェクトは貴方が提案したものでしょ」




