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精霊の森  作者: 富幸
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僕のお爺さん 4

 僕はさっきの子を思い出しながら小学校でもあんな真赤なスカートは見た事が無い。

 まるでテレビのコマーシャルに出てくる女の子にそっくりだと思った。

 それなのに顔形は覚えていない大きくてきれいな瞳とあまりに赤いスカートの印象が強かったせいも有るかも知れない。

 僕は宿題帳をしまい小机を片づけると家を出て先程の少女が行った方に歩いて行った゜

 少し歩くと参道の交差点に出た真っ直ぐ行くと二百m程先に東の村があるが見通しがきくのにさっきの少女の姿は見えない゜

 左に曲がると神社が在るだけである右は参道が田圃の中を町まで続いている゜

 神社にでも行ったのかと思った゜

 僕は道より三段上がった上に在る鳥居をくぐり参道の傍にある大きな岩の上に上がり腰をおろした゜

 夏の暑い日差しも木々の葉に遮られ木漏れ日が揺れている゜

 岩の上は見晴らしも良く少し冷りとして気持ち良い゜

 この大岩は神様が天より降臨した時の船だとの伝説があり丸くてお皿を返した様な形をしている゜



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