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精霊の森  作者: 富幸
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帰還 7

 少し待つとさくらちゃんが出て来た。

 先程の服と違いきちんと正装している僕は思わず

「如何したの服換えて」

「だってお爺さんが呼んだのでしょ」

「エッ、お爺ちゃんに会うのに服着換えるの」

「そうよ何時もの事だものさー行きましょ」

 と僕の前を擦り抜けて歩き出した。

 僕は一瞬ボーゼンとしたがさくらちゃんの後を追った。

 それにしても不思議な人だこうして前を行く、さくらちゃんを見ているとまるで少し年上のお姉さんを見ているような気がした。

 家に着いて玄関を入るとお爺ちゃんが台所から出て来て

「やあ、いらっしゃい」

 と言うとさくらちゃんは

「今日はお招きにあずかり有難うございます」

 と、大人がする様な挨拶をする僕は吃驚して、さくらちゃんの顔を見た

「堅苦しい挨拶は良いから此方に上がっておいで」

「ハイ失礼します」

「いっちゃんも早く上がりなさい」

「ハッハイ」

 僕も後を追って奥の間に入り

 さくらちゃんの横に並んでに座るとお爺ちゃんは僕達に

「これから私が話す事は誰にも言ってはいけない、これは三人だけの秘密だよ」

 僕達が頷くと

「お前達も見ただろう、精霊様は今朝早く帰られお前達にもよろしく伝える様にと、そして三人に置き土産を賜った」

 と言いながら風呂敷包みを広げると、中から三個の玉が出て来た。

 大きさは手で握れるくらいの玉で一見ガラス玉かと思った。

 色は白色と青色と赤色をしており、お爺ちゃんが僕に赤色、さくらちゃんに青色の玉を持たせ

「何か感じるかい」

 僕達は玉を持ったが何事も感じないし、起こらない二人で顔を見合わせ首を振った。


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