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精霊の森  作者: 富幸
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帰還 6

 西の村の、さくらちゃんの家の門の前に来ると、男の子が二人出て来て一人が僕を見ると

「ア姉ちゃんの彼氏だ」

 と吃驚する様な声を出し家の方に駆けだした。

 残った男の子は僕をじろじろ見るばかりであった。

 玄関からさくらちゃんが出て来ると残った男の子はさくらちゃんに近づき

「姉ちゃんの彼氏」

 と僕の方を見ながら言う

「バカねお客様に失礼でしょ」

「あっ姉ちゃん紅くなった。フーン、姉ちゃん趣味悪―」

 と言って家の中に入って行った。

「御免なさいね弟が変な事を言って何か用事かしら」

「ウン僕じゃないんだお爺ちゃんが用事が有るって」

「そうじゃ少し待っててくれる」

 僕は思わず

「ウン」

 と頷いてしまった。

 さくらちゃんがお家に入ると入れ違いに男の人が出て来て僕に

「君が根本のお孫さんかい」

「ハイ」

「私は、さくらの叔父の西畑大治という者で君のお爺さんには何時もお世話に成っている。帰られたらよろしく言っていた、と伝えてくれないかい」

 と子供の僕に丁寧に言う僕は弾かれた様に

「ハイ分りました」

 と返事をすると男の人はニコニコしながら門を出て行った。


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