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精霊の森  作者: 富幸
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帰還 4

 僕は

「だって、帰ってしまったものは呼び返す方法が無い以上は仕方ないだろ、君は先程見た事をお父さんや叔父さんに言えば良いと思うよ」

 僕が言うと彼女はニコと微笑えんで

「そうするは貴方と話せてよかった私帰って話すわ、今日は有難う」

 と言って帰った。

 僕は彼女が見えなくなるまで座っていたが、彼女が見えなくなると何か抜け落ちた様な気持になり僕も家に足を向けた。

 家に帰るとお爺ちゃんが台所でお茶を飲んでいた、僕も椅子に腰かけお爺ちゃんに話しかけた

「ねーお爺ちゃん、精霊様は帰ったんでしょ」

「ああもう精霊様は居なくなった」

「お爺ちゃんは帰るとこを見ていたんでしょ」

「そうだよ最後の見送りだもの」

「僕、先程、鳥居の前迄行って見たのだけど、神社の後も森も丘も何にも無くなっていたんだ、あの森ごと帰ったの」

「ウーンいいかい、これからお爺ちゃんが話す事は秘密だよ」

 と言ってお爺ちゃんは昨日の夜の出来事を話しだした。


 昨日、日が落ちて鳥居の前で見ていると森の上空に一機の円盤が現れその一点から眩い光を出し森全体を光の輪で包んだ。

 初めは分らなかったが、その光の輪が時間が経つに連れて少しずつ小さくなって行く、不思議な事に光りの輪と同じ様に森や地面も小さくなっていった。

 日付が変わって二時間もすると光の輪は一本の光の線になり森や丘も両手の手の平に納まるぐらいに小さくなった。


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