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精霊の森  作者: 富幸
36/60

その後 3

 その姿を見た時僕は一瞬

「あっ、ママだ」

 と思ったまっ白いエプロン姿にママの姿を重ねたのかもしれない。

 彼女は僕を見ると

「あらっ」

 と声をだした。

 すると先程の男の子が彼女の左手を取ると

「ねえねえ彼氏だろ」

 と彼女を見上げて言う

「おバカさんね、この人は根本のお客様よ」

「チェ何だ姉ちゃんの彼氏かと思ったのに」

「ハイハイ残念ね良い子だから末子連れて向こうで遊んでてお姉ちゃんはこの人と話があるから」

 と家の中に入れると此方を向き

「如何したの何かあった」

「うん実は君に相談で来たんだ」

「なあに特別な事」

「うん君は帰る事を知ってるの」

「誰が帰るの」

「僕も今朝お爺ちゃんから聞いたのだけど森の精霊様が今夜故郷に帰還するって」

「だけど精霊様の故郷は宇宙の遥か彼方でしょ其処から迎えに来たというの」

「うんそうらしい」

「だって精霊様達はあの森に同化してるんでしょどうやって帰るの」

「僕だって分らないよだから君に聞きに来たんだ」

「私だって分らないはだってこんな事夢にも思わなかったもの」

「うーん本当に帰っちゃうのかなー」

「お爺さんが言うのなら本当よ今何しているの」

「お爺ちゃんは神社に結界をしにいってる」

「じゃ間違いないわ迎えが来るのよ」

「僕これから神社に行って精霊様に聞いてみょうと思っているんだ君も行かない?」

「だめよ行くだけ無駄よ」

「どうして」


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