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精霊の森  作者: 富幸
35/60

その後 2

 暫く考えていたが勿論答えなんかでやしない

 こんな時さくらちゃんならどうするのかな、と気になった。

 そんな事を考えたらますます宿題なんか手につかない。

 僕は宿題帳と机をかたずけると外に出た神社に行くかと思ったけどお爺ちゃんに止められてるしと思い迷った。

 僕の胸の中に有る。

 不安と言うか、このもやもやとした気持ちに苛立ちを抑えられなかった。

 その時ふとさくらちゃんの笑顔を思い出し無性に会いたくなった。

 電話をしようと思ったが番号なんて聞いていないし家も知らない。

 彼女とは神社で会って話をするだけの関係なのだ。

 僕は家を出ると神社と反対方向に在る西の村に足を向けた。

 二〇〇m程歩くと村に入るしかし家は分らない表札を見ながら歩いていると向こうから男の子が歩いて来る。

 僕は声を掛けた。

「ねえ君、たずねるけど西畑さくらさんのお家を知ってたら教えて欲しいけど」

 男の子は僕を上から下まで見ると

「こっち」

 と言って元来た方向に歩き出した。

 少し歩くと門構えの立派な家を指差し

「あそこ」

 と指差した。

 僕は一瞬ちゅうちょしたが気を取り直して門をくぐった。

 ふと後ろを見ると男の子が付いて来る僕は

「有難う分ったからもういいよ」

 男の子は僕を見て二ヤリとすると横をすり抜けて玄関まで走ると戸を勢いよく開け

「お姉ちゃん彼氏が来たよ」

 と大声で叫んだ僕はエッと思ったが今更引き返すわけにもいかない仕方がないからその場に立ちすくんで居ると家の中から

「なあに大きな声をだして」

 と言いながら彼女が小さな女の子の手を取って出てきた。


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