宇宙人 4
「いっちゃん君は如何なの」
「僕は、君とこうやって話が出来る方が楽しいし、まして見た事もない映像が見れるもの、それに君は僕に気を使ってくれるもの」
「分かって居たの」
「だってあれだけ長い時間君の目を通して見た宇宙の景色の中に他の精霊様を見て居ないなんて有りえないもの、僕に姿を見せない様にしたのでしょ」
「私達の本当の姿は君達人間とひどく違っているからね」
「そんなに違うの、僕見てみたい」
精霊は、しばらく黙っていたが
「いっちゃん驚かないでね此れから僕の本当の姿を見てもらうから」
そう言うと精霊は、クルリと回った。
そこには、漫画に出て来る妖怪の様な姿があったが怖いというより、へーと思う方が強かった。
精霊は、もう一度クルリと回ると元の少年の姿に戻った。
「どうだった私達の本当の姿は」
「うーんアニメに出てくる、「のっぺらぼう」見たいだった」
「私達の本当の姿は、君が言う様に「のっぺらぼう」に近いんだ口は無いし耳はスピーカみたいに丸いしね」
「口が無いのにどうしているの」
「私達は、エネルギーを身体全体で作って自給自足している゜だから口も無い。私達は、君達地球人と違って寿命と言うものは無い。条件さえ良ければ永遠に生き続ける事が出来る」
「どうして永遠に生きられるの、死なないの」
「それは、君には少し難しいかも知れないけど私達緑星人は、生物で無く鉱石の塊のような生命体だからだ」
僕は思わず
「石が生きてるの」
「私達は、惑星Xが誕生し、まだガス状態の時に誕生したのだよ、それは惑星X誕生時にX原子が発生しその原子は、多数の他の原子と結合し分子になる時点で知性を獲得した其れはX原子を中心に他の原子との間で電子回路が作られ多数の原子が集まって分子になる時点で知性が発生した。知性を獲得したX分子は、その分子を中心に進化を繰り返しやがて現在の緑星人になった」
「それってどういう事」
「うーん君には難しいかも知れないね。簡単に言えばパソコンが星の誕生時に出来た様なものだよ。だから寿命が無いと言えるし永遠に生きる事も出来るが緑星人といえど生命体である以上当然死もある。それはX分子が破壊された時だ。私達緑星人は、この地球上では、動物より植物に近いが地球の植物の様な強靭な樹皮組織を持たない。この地球の大気は私達には、強すぎる為緑星人の姿を維持出来なくて此の森の樹木に寄生し同化していったのさ」
「僕よく理解出来ないけど君達が大変な目に会った事は、分るよ、君の本当の姿も見せてもらったし、これからも色々教えてね、今日は帰るね」




