宇宙人 1
それから幾日も僕は精霊とコンタクトを取り続けた。
夏休みも残り少なくなった、ある朝僕は朝食を済ませると宿題もせずに神社に来た゜。
実は前日精霊に彼女が来る日は、どのような日が多いいか、聞いたのだ。
「彼女は金曜日が多いいね、願事もお金に関する事が多いいから、信仰心が熱い人は縁起をかつぐものだ」
そして今日がその金曜日なのだ゜彼女とは、もう二週間も会っていない。
僕は、鳥居の前の石段に腰を降ろした。
さすがに境内に上がるのは、なんだか恥ずかしい気がしたのだ。
どうせ精霊は、見通しなのに
座って考える事は、彼女が来た時如何すれば良いのか、どう声を掛けるのか、その様な事ばかり考えて居た。
鳥居の前の石段は、正面は真っ直ぐな参道が続き見通しがきくが東と西の道からは、見通せない。
僕も考え事をしていた、せいもあり人の気配に気がついた時は、赤いスカートが目に飛び込んでいた。
「おはよう朝早くから何して居るの」
と彼女に声を掛けられ僕は、反射的に直立不動で
「おはようございます」
と挨拶をすると、彼女は、余程おかしかったのか手を口にあてると下を向いて
「クスクス」
と当分笑っていた。
僕はそんな彼女を見つめていた。
彼女は笑いが納まると
「御免なさい。笑って、だって貴方があんなに吃驚するとは思わなかったの、所で何考え事していたの」
僕は、まさか君の事ばかり考えて居た。
なんて言える訳ないし、返事に困った僕は咄嗟に
「ねえ君知っている精霊様が宇宙人だった事を」
「私知らないは、それに知りたくもないし、私にとって精霊様は、精霊様よ」
僕は、何も言えなかった。
彼女は精霊を絶対的存在つまり神様として接して居るんだと思った。




