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精霊の森  作者: 富幸
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巫女の誕生 3

 しかし巫女とはいえ人に変わりなく確実に老いはやって来る。

 我々は彼女とアクセスするごとに後継者の重要性を説いたが彼女は返事をはぐらかし続けた。

 我々は彼女に後継者を育てるよう指示したが彼女は

「今私が女王の座を降りると又国中が乱れます、私は今後とも女王の座を誰にも渡しません」

 と言い切ると森を出て行き二度と我々の前に現れる事はなかった。

 彼女は自分の持つ権力に固執するあまり承諾しなかったのだ

 我々は彼女に失望したがどうする事も出来なかった。

 十数年たった後の在る日森に三人の女性が入って来た。

 我々がアクセスすると彼女達は

「私達は女王のお側に勤めていた巫女達です今日来たのは女王様が亡くなられた報告と今後私達に御宣託を賜ります様にお願いに上がりました」

 と口上を述べた。

 我々は先の彼女に失望していたので一人の巫女のみに御宣託と言う原則を変えて三人に宣託をする事にし、それを伝えた。

 三人の巫女はそれを持ち帰り我々の意図と違う意味を各巫女に付く権力者に伝えた。

 当然三人の解釈が違う為混乱が生じる。

 その結果三組に諍いが生じ主導権争いと権力闘争を招きやがで国中が乱れていく事に成るたった一人のカリスマ性を持った巫女の死によってもたらされた災禍だった。

 そしてその引き金を引いたのが権力にむらがり物欲と権力に強欲な人々だった。

 我々は人の本性に失望し以後人との接触には我々の選定した人としかアクセスしなかった。


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