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精霊の森  作者: 富幸
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巫女の誕生 2

 それは人が鳥や獣より知能が高く洗脳しやすい事人をコントロールする事により森の保全即ち我々の安全の確保の手段に利用したのだ。

 それはなにより他の動物と違い個々の人間は弱い存在であるが集団となると動物と違い大きな力を発揮するからである゜。その後もその女は恐れる事も無く森にやって来て我々とコンタクトを取り続けた゜

 女の要望は多岐に渡り際限がなかった。

 我々はその貪欲さに一抹の不安を覚えた。

 しかし人の要望に応える事により人に畏敬の念を抱かせ、それと共に森の保全を命じた。

 すると女は二十名ばかりの屈強な男を引き連れ我々が示す森の範囲に大きな岩と土塁で境界を作った。

 それ以来その境界の内側にはあの女と子供の二人しか入って来なかった。

 我々も不特定多数の人々と接触するより特定の人を選択しその人を媒体として我々の思いを具現化する事にしたのである

 我々と接触する人も巫女と呼ばれる女性とその後継者のみであった

 それから幾千年我々は安穏な日々をすごした

 ある年巫女が幼い女の子を連れて来た。

 我々はその幼い子の能力の高さと可能性に注目し以後その子に対しアクセスを繰り返した彼女は成長するに従い期待どおり我々の示す事をよく理解し具現化や指導力を発揮しその能力の高さ故、周辺の部族を統括して国とすると共にその強大な権力と指導力を背景に他の国を制定し部族間や国の諍いや争いを解消し、みずからを女王と称する事でそのカリスマ性を絶対のものとした。

 それ以降彼女が君臨した期間は国中がまとまり平穏な日々が続いた。


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