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木霊 3
「いっちゃん今日はこの辺で止めよう、疲れるからね、この続きは、次にしょう」
僕は、頷き
「今日は帰るね、明日も必ず来るからね」
「余り長く同じ姿勢も辛いだろう」
精霊が言う様に僕は、神木から離れるとその場に崩れ込む様に座り込んだ。
少し休み、ゆっくりと立ち上がり背伸びをし神木の方を向き自然と深々と頭を下げた。
お宮の参道ょ降りながら、何故僕は、さくらちゃんが神木にした様に頭を下げたのだろう゜精霊が話す様に僕の心の奥底にも精霊を恐れる心が有るのだろうか、
僕は自分の心の奥底を眺める様に歩きながら考えた゜しかし幾ら考えても精霊を恐ろしいとは思えない。
むしろ先程精霊が見せてくれた宇宙への挑戦の映像の方が余程興味深く夢中になった。
何しろ精霊達の見た実際の光景が、僕の視界に映るのだから、こんなにワクワクした事なんて初めての経験で何時間も立っていたのに、疲れた、という意識も無かったが精霊の方が僕の身体を心配している様に思った。
その様な気遣いを感じたから僕は、あの時自然と神木に頭を下げたのだろう。
さくらちゃんが頭を下げるのも神木を恐れるのでは無く敬う心から来るものた゜と思いながら家路についた。




