表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精霊の森  作者: 富幸
17/60

守り人 3

 夕食を済ませて部屋に戻り布団を敷き蚊帳を吊ると僕は布団に横になった。

 お爺ちゃんの声で眼を覚ますともう外では蝉や鳥の合唱が始まっている。

 朝の食事と宿題をすませると僕は神社に行くか行かないか悩んだが、それでも好奇心が勝り行く事にした。

 お宮に上がると真っ直ぐ神木にコンタクトした。

 精霊はそんな僕にやさしく接し疑問や質問に答え、まるで家庭教師の様に思えた。

 それからの僕は夏休みが終わるまで毎日お宮に上がり精霊とコンタクトする事になる。

 お宮に来る様になって三日目の朝何時もと同じ様に宿題を済ませお宮に上がると神木の前に赤いスカートのあの子が居た。

 僕は彼女の邪魔をしない様に離れた所から見守る事にした。

 此の時どのくらい待ったか良く覚えて居ない長かった様な短かった様な、ただ彼女を見つめて居た事は事実である。

 彼女は暫く神木に耳を付けて居たがやがて静かに目を明けると離れ神木に向かって深々と頭を下げた。

 しばらくして此方を向き僕が居るのが見えたのかニッコリ笑って

「今日は」

 と挨拶をしながら近寄って来た。

 僕は思わず

「お願いに来たの」

「ええそうよ貴方もなの」

 彼女は否定しなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ