森の精霊 7
精霊はニコニコしながら
「もう一度会って見たい・フフフよく見ててよ」
と言ってクルリと回った。
目の前に彼女が居て僕を見て笑っている。
「え?如何したの」
すると彼女は先程の男の子の声で
「君の見ている子は本人で無い。僕が姿を変えてるだけなんだ」
と言って又クルリと回り元の男の子に戻った。
僕は吃驚したけど
「手品みたい」
「そう僕達が幻しの様な存在なのさ」
「でも不思議だね女の子に変われるなんて」
「今君が見たのは君の心の中に居る子だよ」
「え?僕の」
「そう君が見て記憶している彼女の姿だよ」
「でも如何して心の中が見えるの」
「僕達は君から出ている波動をキャッチしそれを映像化して君に返しているだけだよ」
僕は
「ウーンよく解らないや」
「そうだねまだ君には理解出来ないかもしれないけど僕達がこの森に居る事は解るだろう」
「うん」
「それさえ分ってもらえればいいのさ」
「どうして」
「君に僕達の事を知って貰いたいからね」
「どうして僕なの」
「それは君が適合者だから、つまり君の波動は僕達に取ってキャッチし易いからだよ」
「僕は良く分からないけど」
「今はまだ混乱しているだけだよ」
「そうかなー」
「そうだよ今だって普通に話が出来てるじゃないか」
僕はそう指摘されて本当だと思った
「ねえ精霊様でも話が出来る人と出来ない人がいるの?」
「そうだね人の波動には個人差があってキャッチしにくい人や逆に僕達のメッセージが届かない人が多数と言うか、ほとんどの人達とは出来ないね」
「それで僕は適合者なの?」




