5話 誕生の日
久しぶりです。
何度もごめんなさい。
え、謝るくらいなら行動で示せ?
・・・無理かも★
─丁度、フィアが帰ってきた頃。突然それは変貌した。
パタン…
突然音が届く。1番記憶に新しいのは、この音。至極、驚いた。そしたら部屋、ぐちゃぐちゃ。なぜだ。ドア開いた…あ、ますた。
「これは…大変だね~♪」
─そう言った彼の目には、一つの生命体だけが映っている
ふっふーん!ますた、ご機嫌♪え、顔暗くなった。何故?んーん、周りを、見て、暗然。人を、見て、哀然!
「あ~部屋が…って、フィアァァ…」
─黒ローブの者の目には映っていなかったものが、彼の目に映ったようだ。
ほえ。成程なるほど、ワタシ状況は?
「えっと、どうしようねぇ、不味いよ。」
…ますたは、困窮。たすけが必須!
「まずは、フィアを寝室に…」
……姉…やばそ!
「あれ?寝室の扉はどこだろうね?」
………ほえ。大丈夫そ。
「あれ?フィア、おはようだね。」
ワタシの状況知らない?なら、動作チェック!…自らの意思で、動くこと、可能!快然(ムフー
─ご機嫌な白き生命は、あちこちその小さな体を飛ばしている。その間にも、黒ローブの者と(主に)フィアは、部屋の片付けを進めていたが、生まれたばかりの生命には関係ないことだろう。
ほえ!不覚。
─部屋を見渡せば唯一の家要素達が、悲惨なまでに散らばっていて、それはもう分断されていたり、歪な形になっている。
早急に、手伝うべき。
─そう思って、白き生命は黒ローブの者に近づき、体を大きく動かす。
「手伝ってくれるの~?」
当然。ますたは、親同然!
「あはは、そうだね~。じゃあ、お願いするよ。」
─白き生命の意思は通じたようだ。黒ローブの者も嬉しそうである。
御意ー
─そのせいか、変な返事だ。
ぎょ、御意だ。ともかく、ますたの役に立つことが可能!幸運。いや、幸福。何でも遂行致す!
「ぎょえ?んー、それは、わかったってこと?」
「(ほえ?!何故に、聞こえるの?ワタシの言葉?)」
「なんでと言われても。君から話しかけてくれた…いや、伝えてくれたんだよ?」
「(本当に?)」
─「あはは」と笑う者と驚く生命とは、何とも奇妙な光景である。
「あはは、本当だよ。ちゃんとつたわっているよ君の言葉。」
閉口を、要求…
─そして、笑われたのを恥ずかしく思ったのか、照れ隠しをする。
かと思いきや、今度は盛大にため息をついたように思える。ガッカリした、では無い。何やらイライラしている?白き生命に口はないが。何となく、そう感じてしまうものがあった。
ほえ。「(整理するのは、どこだ?)」
「んーそうだね、物を持ち上げることは出来るのかい?」
「(可能)」
─白き生命は、物を持ち上げて見せた。マナを利用して。
「なるほどね、じゃあこれとそれと、それを持ってね…よし、じゃあ、それはここ、あとの2つはココに入れてね。」
─持ち上げていた、ものの一つは、部屋の真ん中にとりあえず置かれ、残りの物は黒ローブの者の指の先にあるもの。詰まるところゴミ箱の蓋である。入るのか?などと思うほどに、体積は、ほぼ皆無であり蓋の面積だけ馬鹿みたいに大きかった。
「(転送術?)」
「その通りだよ。ちなみに僕のお手製だよ~」
観察したら、術式、至る所に刻まれてる。個々は簡単。でも、その結果は難解。どうすれば、到達する?やはり、ますた、凄い。
「(ほえ、流石ますた)」
「おだてても、これくらいしか出ないよ?」
何、小球?過度に小さい。色は、青で純粋な…マナだ。初見かつ、怪しい。
「これは、宝石だよ。綺麗だよね~。」
「(頂戴する、感謝する!)」
疑ったの、間違い。むしろ、恥。
ますたからの報酬だ、厳重に保管しよ。
「さあ、さっさと終わらせようね」
「(御意に)」
次は、もう書けました!
なんで、また、土曜日の10時ちょうどに投稿ですぅ!!