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マナの世界の闇淵子  作者: フィルルリ
プロローグ
5/8

5話 誕生の日

久しぶりです。

何度もごめんなさい。

え、謝るくらいなら行動で示せ?

・・・無理かも★

─丁度、フィアが帰ってきた頃。突然それは変貌した。


パタン…


突然音が届く。1番記憶に新しいのは、この音。至極、驚いた。そしたら部屋、ぐちゃぐちゃ。なぜだ。ドア開いた…あ、ますた。


「これは…大変だね~♪」


─そう言った彼の目には、一つの生命体だけが映っている


ふっふーん!ますた、ご機嫌♪え、顔暗くなった。何故?んーん、周りを、見て、暗然。人を、見て、哀然!


「あ~部屋が…って、フィアァァ…」


─黒ローブの者の目には映っていなかったものが、彼の目に映ったようだ。


ほえ。成程なるほど、ワタシ状況は?


「えっと、どうしようねぇ、不味いよ。」


…ますたは、困窮。たすけが必須!


「まずは、フィアを寝室に…」


……姉…やばそ!


「あれ?寝室の扉はどこだろうね?」


………ほえ。大丈夫そ。


「あれ?フィア、おはようだね。」


ワタシの状況知らない?なら、動作チェック!…自らの意思で、動くこと、可能!快然(ムフー


─ご機嫌な白き生命は、あちこちその小さな体を飛ばしている。その間にも、黒ローブの者と(主に)フィアは、部屋の片付けを進めていたが、生まれたばかりの生命には関係ないことだろう。


ほえ!不覚。


─部屋を見渡せば唯一の家要素達が、悲惨なまでに散らばっていて、それはもう分断されていたり、歪な形になっている。


早急に、手伝うべき。


─そう思って、白き生命は黒ローブの者に近づき、体を大きく動かす。


「手伝ってくれるの~?」


当然。ますたは、親同然!


「あはは、そうだね~。じゃあ、お願いするよ。」


─白き生命の意思は通じたようだ。黒ローブの者も嬉しそうである。


御意(ぎょえ)


─そのせいか、変な返事だ。


ぎょ、御意だ。ともかく、ますたの役に立つことが可能!幸運。いや、幸福。何でも遂行致す!


「ぎょえ?んー、それは、わかったってこと?」


「(ほえ?!何故に、聞こえるの?ワタシの言葉?)」


「なんでと言われても。君から話しかけてくれた…いや、伝えてくれたんだよ?」


「(本当に?)」


─「あはは」と笑う者と驚く生命(もの)とは、何とも奇妙な光景である。


「あはは、本当だよ。ちゃんとつたわっているよ君の言葉。」


閉口を、要求…


─そして、笑われたのを恥ずかしく思ったのか、照れ隠しをする。

かと思いきや、今度は盛大にため息をついたように思える。ガッカリした、では無い。何やらイライラしている?白き生命に口はないが。何となく、そう感じてしまうものがあった。


ほえ。「(整理するのは、どこだ?)」


「んーそうだね、物を持ち上げることは出来るのかい?」


「(可能)」


─白き生命は、物を持ち上げて見せた。マナを利用して。


「なるほどね、じゃあこれとそれと、それを持ってね…よし、じゃあ、それはここ、あとの2つはココに入れてね。」


─持ち上げていた、ものの一つは、部屋の真ん中にとりあえず置かれ、残りの物は黒ローブの者の指の先にあるもの。詰まるところゴミ箱の蓋である。入るのか?などと思うほどに、体積は、ほぼ皆無であり蓋の面積だけ馬鹿みたいに大きかった。


「(転送術?)」


「その通りだよ。ちなみに僕のお手製だよ~」


観察したら、術式、至る所に刻まれてる。個々は簡単。でも、その結果は難解。どうすれば、到達する?やはり、ますた、凄い。


「(ほえ、流石ますた)」


「おだてても、これくらいしか出ないよ?」


何、小球?過度に小さい。色は、青で純粋な…マナだ。初見かつ、怪しい。


「これは、宝石だよ。綺麗だよね~。」


「(頂戴する、感謝する!)」


疑ったの、間違い。むしろ、恥。

ますたからの報酬だ、厳重に保管しよ。


「さあ、さっさと終わらせようね」


「(御意(ぎよい)に)」



次は、もう書けました!

なんで、また、土曜日の10時ちょうどに投稿ですぅ!!

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