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第5階層 火力不足なんだ。マジで。

ダンジョン第5階層のボス戦は、始まったばかりで、小麦こむぎの木製の剣が折れた。いきなり、ガチでやばい状況。


支援AIのワガハイは、手助けはできない。


折れた剣はドラゴンの眉間に刺さったまま。ドラゴンのHPは、まだ8割くらい残っている。

こんな状況では、戦い方は多分一つだけだ。


小麦ができる限りモンスターの攻撃が当たらないように逃げ回りながら攻撃し、リン先生が回復魔法を掛ける。これをひたすら繰り返して、小麦の必殺技発動ポイントが溜まったところで、必殺技を使う。折れた剣で、どれだけの必殺技を放つことができるのか、不安だけど。


小麦もリン先生も、とっくに分かっているはずだ。このパーティーは圧倒的に火力が足りない。そもそも、定員5人のパーティを3人でやつてること自体、かなり無理があるのだ。


それでも、小麦はいつも言う。「コミュニケーションで悩むくらいなら、少人数のパーティでいいの

」と。

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