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ダンジョン第5階層 ボス戦はじまった

ボスは二足歩行の太ったドラゴン。サイズは、大人の象を3頭重ねたくらい。


第5層でこんなの出てくるなんて反則じゃない?


しかしそれは、あくまでも見た目。レベル調整はされている。もっと後で出てくる感じのボスだけど、HPはそんなに多くないし、攻撃力もそんなにないはず。


小麦こむぎの弟、大豆だいずのいいところは、6歳なのに、こんなのを見てもビビらないこと。


今まで戦った限りでは、ボスは、まず、パーティの回復役=白魔導士のHPゼロにしようとする。でも、6歳の大豆みたいに、極端に弱っちいパーティーメンバーがいたら、まずはそいつをしとめる傾向がある。戦士である小麦が挑発スキル持っていればタゲを取れるのだが、今の彼女のレベルでは、そのスキルがない。


ドラゴンは、速攻で6歳の大豆をタゲって、炎を吐いた。水属性の防御魔法は今のレベルのリン先生には使えない。


リン先生は、大豆が炎を食らった直後に、回復魔法を彼にかけた。でも回復魔法の発動前に彼はHP0になっていたから、パタンと地面に倒れた。大豆は後で街の「生き返らせ屋」に連れて行くしかない。


結局、小麦とリン先生とで戦うしかないのだ。小麦が持っている武器が木のつるぎであったとしても。普通、剣と言えば、はじめは銅からじゃね?って思うわけなんだけど。


小麦は、ドラゴンが下を向いた、ほんの一瞬を狙って、ジャンプして木製の剣を眉間に突き刺した。


木製の剣はドラゴンの眉間に突き刺さって、折れてしまった。

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