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死んでもなお俺は銃を撃つ  作者: sironeco12
プロローグ
1/7

不死鳥も割と簡単に死ぬ

初めて書いたものなので設定とか世界観とかボロボロです。

「無理だろww」とか「こんなの絶対おかしいよ」

などがあった場合は、オブラート200枚ぐらいに包んで指摘してもらえると

嬉しいです。

・2015/2/15(金)

・東京某所

・pm 2:15

・中村 リク


 東京郊外の某所さびれたビルの中週末、普通の人なら学校か仕事に行っているはずであろう時間帯

まだ肌寒い時期の中そのビルの中だけは熱気に包まれていた。

 小さな部屋の中あきらかに定員オーバーな人数が詰め込むように入っている

その中でも目に止まるのは、パソコンの前に座る数名の男達その誰もが皆フルフェイスタイプの

ヘルメットのような物を被っている。そして部屋の中にいくつもの数設置された大画面モニター

だろう。そしてその画面すべてに銃を持った兵士のFPS視点の映像が流れている。

 【プレイステンション6】通称プレステ6、フルフェイスタイプのマスクから脳の海馬に

接続されることにより現実のプレイヤーが本当にゲームの中に入った様なリアルな操作をすることができ

重さ匂い感覚までもが現実のように感じることができるゲーム会の革命とまで言われた機種だ。


うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!


 ここで突如大きな歓声が上がる 

 

 数多くのモニターの中より多くの人の目を集めているモニターそこでは、アサルトライフル

AK-47を敵に向けて発砲している映像が流れていた。それは素人が見てもうまいとわかるプレイで

撃った弾丸はすべて吸い込まれるように敵の頭部に当たりちゃくちゃくと敵プレイヤーの数を

減らしていった。そして最後の一人を撃ち殺した瞬間一層大きな歓声が上がる。


「さあ!ただいま終了しました第十五回バトルワースト6!優勝者は【不死鳥】だーーーー!!!」


 その瞬間、またも歓声が巻き起こり画面の前にいた一人の青年がマスクを外した。

目は濁り、髪はぼさぼさ、病弱そうな白い肌、無地の白シャツにジーパンと

オシャレとはかけ離れた恰好をしている。この青年こそバトルワースト6日本大会優勝者

【不死鳥】こと中村リクその人だった。

 プレイスタイルは、アサルトライフルのみの近距離、中距離戦闘が得意で二つ名のとうり

不死鳥のように死ぬことはなく物陰からの奇襲などのゲリラ戦法でこの戦いでも

一度も死ぬことはなく、勝利をつかんでいた。

 彼がマスクを外した瞬間さっきまで司会をしていた男性がかけよりマイクを向けた。


「おめでとうございます不死鳥さんこれで三連覇ですが今のお気持ちはどうですか?」


 すると青年は、困った様な顔をし


「えっと楽しくできてよかったです」


 とあらかじめ用意されてと様な感想を口にし会場を後にした。


「えーと・・・優勝者不死鳥さんには、賞金1000万円がおくられます!それではまた来年会いましょう!バイッ!!」







 「ウーー☆熱い・・・」


 平日のオフィス街一人でブツブツ言いながら歩く青年・・・そう不死鳥こと田村リク

である。

 今年で19になるリクだが大学には行かず就職することもなくただダラダラ人生を貪って

いた。大学に行かないのは、昔イジメにあっていたとかでもバカだからでもなく、ただ勉強

したくないという単純な理由で頭も良くはないが回転は速く作戦や戦術などを考える事にかんしては

天才的な頭脳を持っていた。これにより敵の死角からの攻撃やゲリラ戦で最強のゲーマーを保っていた。

 仕事に付かないのもめんどくさそうという理由で生活費は、ゲームの大会で稼いだ金で生きていた。


「あー何で家から遠くで大会なんてやるんだろう・・・前にあるドンキでややればいいのに・・・」


 っと文句を言いながらも大会に行かなければ死活問題なのでしかたなしに遠出をしているのである。


「はー本当に遠いな移動費ぐらいだse【ズドンッ!】・・・え?」


 それは、聞きなれた・・いやいつも聞いていると言っても過言では無い音だった

・・・そうゲームの中で


(いやいやいや、おかしいだろここ日本だぞ!流石にⅯ9なんてどっかの武装している

探偵が持ってそうな年代ものの銃声がするはずがないだろろろろろ)


 一日中ゲームをしていたリクは、銃声で銃の種類が分かるという兵士顔負けの事もできる

ようになっていた。


  ズドンッ!ズドンッ!


 さらに二発の銃声が追加される


(くっそどうする?このままスルーするか?それとも国家権力に頼るか?どっちにしても

俺がでしゃばるところじゃないな・・・うん。これは、公安の九課とかカトラス二丁ぶっ放している

アメリカンな姉ちゃんとかの仕事だわ、うん」


「とりま警察に通報しとくか、うんそれがいい」


 そしてポケットから携帯を取り出そうとした瞬間


 ズドンッ!


 一発の銃声とともに俺の足に激痛がはしった


「ぐああああぁぁぁ!!!」


「まさかこんな時間帯に人がいるとはな」


 激痛に耐えながら薄っすらと目を開けると路地裏から一人の男が歩いてきた。

帽子を深くかぶり黄土色のロングコートを着て右手にはイタリヤ製軍用拳銃ベレッタm92を

持っていた。


「お前もついてないなこんな所を通るなんて」


 男が話しかけてくるがこちらは、それどころではない。くっそ!超いてーー!!


「っはっはっは痛いか?そりゃ痛いだろうな、お前に撃ったのはホローポイント弾だからな」


 なんでそんなもんも持ってんだよクソガ!!


「まあ、あんまり苦しませるのも可哀想だ。すぐに楽にしてやるよ」


 そう言って男は、こちらに銃を構える


(おいおい嘘だろ・・・マジで俺ここで死ぬのかよ・・・)


 こちらに向いている、銃口と目が合う。あの漆黒の穴から弾が飛び出し一瞬で俺の人生は

終了のお知らせが届くだろう


「じ・・・死にだくない」


 俺は、最後の力を振り絞って声を出す。自分の血が無くなっていくのが分かる


「ん?死にたくないか?すまんなこちらも仕事なんだ、そろそろ警察が来るだろうからバイバイの

時間だ。じゃあな」


 俺が最後に見たのは、こちらを見下ろす男の顔と


 「Hail 2U!(君に幸あれ!)」


と言う言葉だった。


 


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使用情報ファイル


・ウーー☆

:おぜう


・人生を貪った

:携帯の中に友達がいるヒキニの歌。


・武装している探偵

:緋弾的なアレ。この作品に出てくるm92は、フルオートではありません。


・公安の九課

:透明になったりアンドロイドが出てくるあのアニメ、ハチコマ可愛い


・カトラス二丁

:僕は、ロックだ!!


・ホローポイント弾

:運動エネルギーを最大限ターゲットに伝える事を目的に、先端部分にくぼみを持たせたもので、

命中時にそのくぼみに空気が閉じこめられ衝撃波を発し、さらに変形してターゲット内部を破壊する。

軍用としては基本的に使用禁止 by知恵袋



・Hail 2U!(君に幸あれ!)

:ジャッジメントですの



 





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