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改造3 改造人間だから頭いいかって?そうですよ、たぶん

久々の更新です(笑)

凛「はぁ・・・」


小さなため息をつく凛、彼女は今、目の前にいる青年に視線を向けている

等の青年は何故か笑顔で頬杖をついて彼女を見ている


 「いやぁ、なかなか料理うまいんだね いい嫁さんになるよ~凛ちゃん♪」


凛「別に好きな人も恋もしたこともないので、嬉しくもありません・・・」


 「あ、マジで?」


テーブルを挟んで会話する金髪の改造人間の青年と凛

すると凛はある質問を青年に浴びせた


凛「あなたは何者なんですか?変な姿に変身するし、人の家には居座るし、馴れ馴れしいし」


 「最後辺りは俺に関する愚痴だよね・・・まぁ、いいや」


青年はそう言うと顔を上げ、懐のポケットから手のひらサイズの手帳のような物を出す

そこにはFBIと書かれている


 「ぶっちゃけ言えば、俺警察、しかもFBI特殊犯罪捜査課のメンバー」


凛「警察!?」


青年の言葉に驚く凛、瞬時に彼の手帳をひったくり確認する


凛「本物だ・・・」


 「ニセモノなら出さないって、最近の詐欺師じゃあるまいし」


凛「でも、なんでこんなチャラ男が・・・」


 「・・・軽く傷ついたよ?今」


金髪でもチャラいとは思ってないようだ

と言うより、自覚がないようだ


凛「名前は・・・えっと・・・」


 「風宮、風宮 純」


彼の手帳には英語で名前が書かれていたので読みづらかったようだが名前は『風宮 純』と言うらしい、名前の下には英語表記で何か書かれている


純「簡単に説明すると、俺は『対特殊犯罪対応型改造人間初号機』ってなわけ」


凛「ごめんなさい、まったくわかりません」


純「用は今日凛ちゃんが見た怪人に対抗するために改造された改造人間一号機ってこと、一号機=初号機、OK?」


軽くいらっときた凛だったがそこは押さえて、もうひとつ質問する


凛「じゃあ、あの猪男はなんだったんですか?」


純「悪の組織の改造人間でしょ?まぁ、大したことなかったし、それに今回の悪の組織の目的は誘拐って分かったし」


凛は頭に疑問符が浮かんだ、今回の、という言葉に・・・

これが指し示すのは・・・


凛「悪の組織って前からいるんですか?」


純「お!凛ちゃんするどいねぇ、そう、奴らはかなり昔から活動している・・・それだけじゃなく悪の組織は複数存在していて世界中に存在する」


つまりの話、世界中に散らばっている悪の組織に共通している目的は『世界征服』、『地球侵略』、『人類滅亡』エトセトラエトセトラ・・・

ようは典型的な目的で活動しているのだ

それを未然に防ぎ、組織を壊滅させるのが純こと改造人間の役目なのだ


凛「じゃあ、私が狙われたのって・・・」


純「たぶん、改造して自分たちの組織の兵器として使うつもりだったんじゃないかな」


凛「そんな・・・」


軽くショックを受ける凛

だが純は立ち上がり、窓際に向かいある言葉を言った


純「でもたぶん、いや100%そんなことさせないから」


凛「え・・・」


純はそういうと振りかえり、にっこりと笑って


純「俺が守るから」


そう言った、はっきりと

異性にこんなことを言われたことのない彼女は何故か顔が赤くなるのを感じた

そりゃあ、今まで友達少ない&彼氏いないの最悪コースまっしぐらだった彼女だ意識しない訳が無い



だが・・・




純「仕事だしね♪」



一気に冷めた


そして後悔した


凛「私の・・・」


純「ん?」


凛「私のときめきを返せええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!」


純「おぶっふぁあああ!!!??」


ーバリィィィィィィイイイイン!-


彼女の俊足の飛び蹴りが純にヒットし、彼は窓ガラスを突き破って沈黙した・・・


これが謎の改造人間 風宮 純とごく普通(?)の女子高生 香川 凛の物語の始まりである

いかがでしたか?

感想いつでもお待ちしております!それでは!

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