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私は詩が好き

作者: 木下きみ

なんで好きなんだろう。

私は詩が好き


どうしようもないキズを心におっても


詩をよみ、癒えることはない


詩は傷薬ではないのだから


それでも私は詩が好き



詩は田舎の駅にある待合室のストーブ


家を暖めるストーブ



疲れて 疲れて


もう歩けないよと嘆く旅人の


凍えたつま先をあたためてくれるストーブ



大丈夫だよ


もう少し歩いてみよう


そうささやきかけてくれるの



僕はまたこの先で待っているからと


旅人に一歩踏み出す勇気をくれるストーブ


くさくて


でもあたたかい


だから私は詩が好き

お読みいただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 私も詩が好きです!
2023/04/23 22:44 退会済み
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