それぞれの戦い
アリザインは敵に囲まれた。
しかし次の瞬間5人の兵士が宙を舞った。
「なっ!」
「空気投げ!」
そしてアリザインは移動し落ちてくる所をジャンプし剣で仕留めた。
これを5人分やった。
5人とも空中で切られ血を流し大地に落ち絶命した。
「す、すごい、すごすぎる。俺は見様見真似でやったけどやっぱりこっちが本家だ」
シギアは思わず興奮した。
アリザインは思った。
俺は切る。
俺は自分が悪人や敵の業を背負い相手を切り時には命を奪う。感傷には浸らず。
俺は好きで人を殺してるんじゃない。
この力を少しでも正しい人達の為に使いたいだけだ。そして助けてくれたシギア達の力になる為。
別に一族の罪を背負うなんて大げさで宿命づけな気持ちなんかじゃない。
親や親族の悪口を言われたっていちいち突っかからないさ。
それより今自分がここにいる事を大事にする。
ただ人を殺めるのに俺が心を痛めていないと誤解されるのは少々辛いが。
アリザインはその後も剣と殺人気道術で敵兵達をなぎ倒した。
一方アレーナはドレッドと行動しかなり前まで進んだ。
アレーナは前に使った全身を電気で覆う戦法を使った。
これで近くの道を塞ぐ兵を倒して言った。
「うわああ!」
触れた兵達は感電した。
アレーナはそのまま突き進む。
しかし何故かその前にいた盾を持った兵の隊に弾かれてしまった。
「きゃあっ!」
後方に倒れるアレーナ。
その隊の戦士たちは言う。
「あの女は魔法使いだ。我々で取り囲むんだ」
アレーナに戦士達は近づく。
アレーナはダウンしながら稲妻を放った。
ところがこれが防がれた。
「はっはっは! 俺達は対魔法使いの魔法戦士部隊よ」
そこへドレッドがフォローしに来た。
ドレッドはこれまでより大きな剣を装備しておりこれで薙ぎ払った。
アレーナは感心した。
「すごい、あんな大きな剣なのにスピードが落ちてない」
「この新装備の大剣の威力を見たか」
あるヘリウム兵士は帝国兵と切り合いをしていた。
刺突をした際攻撃の角度を上手く調整し自分の体を相手の攻撃線の外に置きカウンターを封じる狙いだ。
その後帝国兵は斬撃をしてきたが、ヘリウム兵の剣が帝国兵の攻撃線を防いでいる為当たらなかった。
また別の兵は屋根の構えで相手の攻撃を待っていた。
帝国兵が先に切りおろして来たがヘリウム兵は踏み出し剣を打ち込む。
ヘリウム兵は相手の攻撃線の外に踏み出す事により攻撃をかわし、同時にかぶせる様に相手の手に打ち込む。
そして「裏刃」で切りつける撓め切りを放った。




