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天から落ちた最強だが性格が悪い最低ランクの勇者が地上で独立部隊パーティーの一員に任命され帝国と戦う  作者: 元々島の人


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開国と通商

 ヘリウムは元々他国侵入者との争いに騎士は強くなり小種族と征服者の融合で一民族を形成した。


 鎖国中は何度も外国船が交渉に来ても追い払い、いわゆる薪水給与令の様な物や打ち払い令も出た。

 

 しかしワンザの前の王メルモーンの時代、シュトウルムの使者が来て開国を迫った。

 シュトウルムはヘリウムに捕鯨基地を置きたかった。

 

 ヘリウムはドリソン号と言うシュトウルムの非武装商船を他国の軍艦と間違い砲撃したりした。

 これは遺憾とされた。戦争になると言われたがヘリウムは逆に戦争が非人道的だと指摘した。

 

 使者も文書を渡したが突き返した。しかし最初は弾が届かず砲撃で沈められなかった。

 

 シュトウルムは他の国にも使節を出していた。

 ヘリウムとの壁を破りたかった。


 暴行も受けた前任ビドルに続いた、遣ヘリウム使節ベリーを送り、手を出されていないヘリウムに目を付け通商ルートを作ろうとした。

 これは秘密裏でも突然でもない。高官に直に渡す予定であった。

 

 シュトウルムと周辺の国は国際法があるがそれには欠落があり国を差別する。

 各国を経済状況などでランク付けをする。

 

 シュトウルム側の姿勢は強硬だった。武力に訴える事も辞さなかった。

「次は全艦隊を率いる」と脅した。

 

 ベリーは「砲艦が何隻かあればヘリウムを落とせる」と踏んでいた。

 

 これは平和的外交ではない。

 パロット砲やダールグレン砲の他にボートホイッスル砲を装備していた。


 最初ヘリウムはベリーが首都を攻撃するため入ってくるのは不可能だと思っていた。


 しかし、これなら大型船に邪魔されず攻撃出来る。

 それはベリーがヘリウムの読みを砕くためだった。


 しかしヘリウムには反射炉もある。

 しかもボートホイッスルをコピー作成した。


 ベリーの印象ではヘリウムは嘘つきで問題を先送りにすると見えた。また伝達の上下関係がわかりづらく現場より中央は何もしない。


 ヘリウムは突然の行き当たりばったりだった。

 ベリーは入念にヘリウムを調べた。

 

 仕方なくメルモーンは部下に命じ、シュトウルムと折衝した。

 しかし中々決断は下せなかった。

 各配下に意見を述べさせた。しかし反対の声も大きかった。

 

 開港、滞在、供給がシュトウルムの主な要求だった。

 国力強化の為、相手国技術取り入れの意見も出た。

 王を神とする考えやベリー暗殺案も。


 最初の折衝は上手く行った。

 実はベリー交渉前交易の話はかなり進んでいた。


 5年後あるいは3年後と言う所まで。

 しかし、後で交易は認めず供給だけになった。


 ヘリウムは船再来時の為湾岸警備を増やした。 

 王はまだ条約改正を認めなかった。

 

 その為王制瓦解の危機も懸念された。

 壊滅無政府状態になる事も。


 開国するか否か。

 直ぐには答えられないと言う返答を出し、一応の役割を果たした使節は去った。


 やむを得ない協定だがヘリウムは卑屈な様に見えてベリーは柔軟性に欠けヘリウム代表は無理にしなければならない事ではないと主張した。


 実はガルデローンはさらにヘリウムとの通商を深めたかったからシュトウルムは邪魔だった。

 

 ガルデローンは紳士的だがシュトウルムは乱暴だ。

 オザンダ国からシュトウルムのデータは来ていた。


 国益の為明確な世界戦略に乗って来た。

 メルモーンは国内一枚岩や冷静な判断、攻撃はやめる様に誓った。


 世界情勢変動の中ヘリウムのギーナ伯は他国から船を買った。

 オザンダ国の船にも感銘を受けた。

 実は出来る限り自由な交易を目指していた。

 

 政府として、開国やむなしと言う空気だったがシュトウルムとの条約に調印せず戦争になるのは避けたかった。


 ヘリウムは挙国一致、民主的参加型決断にした。


 シュトウルムは開国を誇示したら攻撃する算段だった。

 またヘリウム属国を占領しようとした。 


 ヘリウムは遣シュトウルム使節団を送った。

 武人と知識人が混じっていた。

 そこでは「船を買い海軍を育てる事が救われる道だ」と言う意見が出た。

 そして海軍伝習所が作られる。


 世界市場に組み入れられる従属的経済構造の不平等条約だった。

 しかし腹をくくり開国し富国を実現しようと決めた。

 開国しか選択はないと皆わかっていた。


 王は反対しようとしたが、テロ的に軍部が教われた。

 王と軍部が対立していると思われ王派が襲った。


 王は開国反対の密勅を軍部に出した。

 軍部は王派を捕らえた。

 しかし反軍部結束も強まった。

 反軍部は裏会計もしていた。

 

 暗殺計画も起きた。

 治安が悪くなり新しい守護職を置いた。


 王派と軍部支援派が激突し王派が勝ったが、結局は開国の流れとなった。


 そして軍隊を近代化した。

 ヘリウムでは異人切りも起きた。

 テロで外人が襲われた。

 

 役所が取引に干渉する事が悩みの種だった。

 外人への敵対心は強い。

 歩いていて襲われたりした。

 

 しかし元々怒らせる原因も作ったと推測されている。


 外人は気を使わず自主的態度だった為テロリスト騎士達の反感を買ったからだ。

 外人を切った事でヘリウムは賠償金を払う事になったが答えをしぶり延期した。


 猶予は20日間で謝らなければ攻撃するとシュトウルムは出た。

 

 しかしヘリウムにはシュトウルムの言う事にヘリウムが猶予を与えていると広まった。


 シュトウルム人は居留地を引き揚げなかった。

 近くの住民達は立ち退こうとした。

 戦争にはそのままならなかったが。

 ヘリウム騎士は国内から敵を追い払いたかった。


  そしてついにヘリウムはシュトウルム船を砲撃した。

 そしてシュトウルム船は撃ち返した。


 砲台との交戦後シュトウルム船は町に火をまいた。

 しかしまたこの時シュトウルム騎士が襲われ切られた。


 しかし、和親条約、通商条約は結ばれた。勅許はなかった。

 イナオス公の決断だった。

 しかしシュトウルムは内戦が起きヘリウムだけにかまってられなくなり国際社会から脱落しそうになった。

 実はシュトウルムの通商や居留地は限定され決して一方的不平等ではない。

 

 勅許を得ない為反王政の空気が高まる。イナオスは後に暗殺された。

 やがてヘリウム住民はシュトウルム人を珍しがらず歓待もしなくなりシュトウルム人はいにくくなった。

 やがて水兵が何人か殺された。


 オザンダ国医師ジーボルドーはヘリウムの知識人と接触し医学知識で信頼を構築し人脈を得た。

 オザンダ学は弾圧された。

 オザンダ学を学ぶ者が増えた。塾がいくつか開催される。

 ジーボルドは知識欲がすごく塾に一斉に学生を集め臨床と論文を学生との間に繰り返した。


 カゲキヨは地図を作ったが譲ってもらえないため、代わりに世界地図を渡した。

「ヘリウム史」が翻訳された。学者ライサンは「ヘリウム政記」を書いた。後年読み継がれていく。


 ヘリウムは米や酒を特殊船で移送する。かわらを用いて船底を平らにする。

 領事ボルコックは駐在し様々な外交問題と関わった。


 彼は強い使命感を持っていた。

 彼は従軍医師から外交官になった。


 最初は閉鎖的ゆえに挫折もあった。

 ヘリウムは物価が高いと評価を得た。


 関税率は押し付けでなくヘリウムが自ら決めた。

 強気外交の為である。

 工業化には関税による産業保護が必要だ。


 シュトウルムは船の「トン税」や輸出税は貿易に取って有害無益と説いた。

 しかしヘリウムは輸出税を課そうとした。

 関税20パーセントは国際基準だった。


 外国人は通貨が入手出来なかったりした。


 ヘリウムは国力の差を感じ学所、伝習所を作った。外国軍事技術を導入した。

 

 ガルデローンのドリソンは異国人の扱いに悲鳴を上げた。

 次第に交渉は進んだが。

 


 シュトウルムは勿論自国民が襲われない様保護しよう

していた。

 また討議の末、兵をその件で上陸させるのは否決された。


 きっかけに多国間戦争になる事が予期されたからだ。

 しかし切り殺人への賠償金は満足に支払われなかった。


 また通商に反対した役人が暗殺されたのもボルコックは見た。

 通訳育成にも励んだ。


 サピーエルはシュトウルム神教を伝えに来た。

 しかしシュトウルム教は政治を転覆させる恐れもありヘリウム教からの改宗者は死刑にもなった。

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