ガルデローンの歴史1
シュトウルムの議題でもある3大大国の1つ、ガルデローンはヘリウムに侵攻する前のシュトウルムと戦い、負けた。
遡れば、元は神官が政治を行う都市国家が作られたり民族系不明人種や海の民が支配していた時期もある。
諸民族支配のため「ガルデローン法典」が作られた。
そもそも原始の時代に遡ると人間は最初竪穴式住居に住み犬や豚を飼った。
そして黒陶や灰陶が作られた。×
あわやきびを栽培し、祭祀施設がある。
青銅器の他に亀の甲羅や動物の骨が残る。
亀の甲羅や牛の肩骨の割れ目で戦の勝敗を占った。
チャリオットが武器として使われた。
ガルデローンは元々ヒッタイト人の様に鉄を鋼にする技術を職人たちが持っていてそれで力を付けて行った。
これは中々金属が手に入らないまた加工の技術がない国より強かった。
他の国は近くに鉱山がないと交易で入手していた。
帝王の外交によらなければ手に入らない物質もある国もあった。
そして戦いにチャリオットが導入され、戦車戦法は歩兵に対し大変有利だった。
馬の飼育と工人の技術が合わさっている。弓を大量に射かけた。
機動力や火力も大変強かった。
戦車を作るには専門職人の力が必要で、最初敵国は戦車を阻止出来なかった。
馬の良さもカギとなる。
しかし戦争はその後は槍を持った騎馬部隊に主力が移った。
戦争はそもそも刀と甲冑、さらに食料と秣が必要である。
国庫収入がないうちは略奪で農地を荒れさせた。
食料生産者は公共事業にも働かされる。
そして、中央集権化と官僚の整備が行われる。
宗教国家ではあるがヘリウムとは違う神で太陽神を源としている。
日輪を頭に載せはやぶさの顔をしている。
法家思想的でそれゆえ失敗もあった。
木火土金水の5元素により自然法則を明らかにしようとした。
神聖文字が作られる。
パピルスにインクで書く事がはやる。
測地術が発達し、太陽歴が発達した。
またピタゴラスの知識が生まれた。
アーリア人の神等とはまた違う。
祭政分離が行われた。
最初は石器で畑を耕したが他国バイクロンから取り入れた鉄器に代った。
また文が彫ってある立派な青銅器を作った。
鉄は農業を楽にし小麦の収穫率が上がった。
牛に代わり馬が使われた。
その後犂が使われた。
これにより交易が生まれた。
これに対し遊牧民や狩猟民は石器文化の変種だった。
また航海により他民族に文化を伝えた。
やがて交易圏は広がる。
銀山に鉱脈が発見されそれを資金に3段櫂船海軍を作った。
市民と奴隷を皆軍艦に乗せた。
モンスーン気候であり、水稲耕作に適していて地形は西高東低である。高原や盆地がある。夏は降水量が多い。農業地帯と草原の中間地帯がなかった。
中国式農耕で高い収入を上げた。
しかし農地は地主が支配し農民は自分の土地を持てず労働組合運動も起きたが鎮火した。
民主主義の国へは向かわなかった。
社会主義的に農地を分配しようとしたがこれが上手く行かない。生産物国有化はならなかった。
冬はマイナス30℃になる。
適さない場所では牧畜が行われる。
遊牧が発達した。
農村は静寂でなく様々な音が飛び交う。いつも何かが壊れている。
殺される豚の声も聞こえる。
クラック工法で家は改良された。
わらやエニシダ屋根だった。
囲い地と家続きの畑がある。
羊は囲い地に入れない。
川の近くにマナーハウスがある。
軍役義務は消えた。
荘園は賃貸に出される事もあった。
しかし、やがて請負経営はすたれ始めた。
執事や荘園差配人が農地を見回り、監督する制度だ。
領主は司法の担い手でもある。
村落共同体に村全体の家畜を飼う休閑地が作られ耕作と牧畜が両立された。
また領主は村長を選ぶ権威もあり、全体集会が主催される。
しかし貧富の差も生まれて行った。
貴族は農民を卑しいと蔑んだ。
ウィラと呼ばれる大農場が多く建てられたが次第に放棄されて行った。
農民が自由農民になっても耕地は1、2ヘクタールだった。
やがて大開墾と言う活動が起きた。
森林には所有権があった。
村の共有林があった。
そしてガルデローンは他民族を征服し領地を広げる一方、最初は流れの早い川を使い物資を運んでいた。
やがてグローバリゼーションを作り軍隊の移動や伝令を整備した。
オリーブ油やワイン、陶器が輸出された。
一方この頃かなりシュトウルムの征服は活発化する。
シュトウルムはまだ官僚等が整備されていなかったがカリスマ性の高い君主が国をまとめた。
歴代のシュトウルム王は皆そうだ。
封禅の儀の様な物も行った。
金銀が作られ共通語も作られる。
ガルデローンはシュトウルムの征服が本格化してからはシュトウルム程活発に征服をしなくなった。
その後全国の計量を同じにした。
灌漑設備を開発したアーレ、ミンドゴー等の地方の領主と争い平定した。
ブート族が国を建国し侵攻して来たがこれを迎え撃った。
民族移動が起きたり、ゴン族も侵攻してきたが同様に迎え撃った。
悪政は天命が罰すと言う思想や知識階級の思想も生まれた。
その後ベルギスタン、ネリらの地方に侵攻して制圧したが住民は反乱した。
そこへシュトウルムは一旦ガルデローンと協調し人民反乱を抑えた。
そしてガルデローンはシュトウルムにネリ探検を承認した。
これが支配承認である。
シュトウルムはネリを乗っ取り新しい国を作ったがやがて滅びた。
反乱鎮圧後、新開省が設立された。
ガルデローンはシュトウルムにサムール川流域東側を割譲した。
輸出品は茶を生産していたが次第に振るわなくなりアヘンを輸出する様になった。
そして自由化が進んだ。
外国人は居留地に住んでいたが次第に行政が進んだ。
ヘリウムとは修好条約を締結した。
ヘリウムは他国と条約改正を進めた。
アヘンの取り締まりにも力を入れた。
外相は条約改正に応じなければ破棄する強硬姿勢で臨んだ。
「ヘリウムは神がついている」と言う言説故恐れられローマで言う「人類の最も幸福な時代」を迎えていた。
その後ガルデローンは戸籍法の様な物を作った。
戸長が村を管理した。
戸長には地方の意見を代弁する権限が付与された。
ヘリウムはかつて「神の名の下に」他国へ侵攻した。
これがシュトウルムを批判出来ない理由でもある。
ガルデローンはテレパシーカシン国と条約を締結した。
シュトウルムとカシンの開国交渉を行ったガルデローンはカシン属国化が目的だった。
しかしそれに反発した届留民は多く殺された。
ガルデローン保守党は貴族の役割と君主を称え階級対立の緩和を図った。
それはシュトウルムの大陸独占支配を防ぐ為であった。
シュトウルムはますます覇権主義的外交を強めた。
カシンは自立能力がなくガルデローンに保護される条約を締結した。
ゲンムはガルデローン発祥のガルデローンがゲンム人が多く移動し荒れてから撤兵せずグローバリーゼーションを作り駐兵するのが不満でありヘリウムにもシュトウルムにも脅威になった。
ここに移民が多く入ったが封禁と言う取り締まりが起きた。
しかし移動は継続され農業労働者になった。
そしてシュトウルムは侵攻しガルデローンは制圧された。
宗教も弾圧された。
蛮族は宗教を信じている物が多いが、シュトウルムはいわゆる「公会議」を開きヘリウムの神を信じる者を処刑した。
これは反乱運動に繋がりヘリウムにも猛批判を浴び戦争の原因の一つになった。
かつてガルデローンは小国を征服して行った。
しかし小国も治外法権や交易権を主張した。
通商条約を締結したり通商路を開拓した。
属国には内乱が時々起きた。
ガルデローンは外国人将校の指揮する部隊を内乱鎮圧に使った事もある。
この時は実はシュトウルムが協調し力を貸した。
しかしお互いの属国に援軍を派遣し衝突は何回かあった。
この内乱は関税にも大きな影響を与えた。
ガルデローンは力を付け他国を敵視しながらも共存の意も持っていた。
内政干渉も出来ればしたくなかった。
しかし勿論国民は不安を抱えており内部は安心が提供されない部分もあった。
競争に駆り立てられていた。
指導者は会社も軍もどこでも恐れられた人がなり愛嬌はない。
やや上下関係が緩い部分もあるが。
シュトウルムはジャボールと言う国を作り砂糖を多く生産し、一定の村を貸しあい流入した他国人も働かせた。
ジャボールは貿易も商業も始めた。
これとは別に「西イドン会社」は貿易を行いながらコーヒーの栽培をし「デサ賃貸」と言う税を納めた農民に高利貸しや労働摘発を行った。
シュトウルムはベリナム国ヘリウムではないに断続的開港を要求したり軍事制裁等をした。
シュトウルムはベリナムの特定地域を探検しそこから武器密輸を行った。
やがてガルデローンはベリナムとぶつかったがそこでシュトウルムと軍事衝突をした。
文化について言うと
ヘリウムの富裕層邸宅には大理石の胸像や銀製品が置かれた。
青銅製やガラスもある。貴重品箱と言う金庫を置いていた。
女性の化粧にはコール墨やイカ墨、アンチモンやあぶった蟻が使われた。
口紅は、鉛丹や辰砂と言う鉱石から作られた。
洗濯物は専門の店に持っていき洗ってもらう。
アルカリ物質や人間の尿を混ぜてあらう。
洗濯機はなく人間の手で洗う。
インスラと呼ばれる集合住宅は環境は劣悪で壁はがれや落書きがある。
部屋には大概火鉢やテーブルや椅子が簡素にある。
最上階の住人はまずしかった。
階段で上階に上がらねばならない。
家賃取り立ては家主でなく専門の人間がやった。




