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天から落ちた最強だが性格が悪い最低ランクの勇者が地上で独立部隊パーティーの一員に任命され帝国と戦う  作者: 元々島の人


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223/225

条約

 平和条約締結の日、ワンザ、マライ、ミミ―デンはヘリウム城で演説する事になった。

 

 ミンガードはこれまで戦死したと報が出てから整形したり軍に秘密でまた入っていた事などをワンザ達がきちんと説明していた。

 

 マライは隠し子だった事がワンザにもマライにも大きなイメージダウンの様になっていたが、家臣たちは必死に国民に説明しそんなに反意はなかった。


 ワンザは王を退任すると言ったがマライの励ましがあったり、自身ではあまり役に立てなかった償いとして短い任期で王を続ける事になった。


 そしてマライが演説すると

「あの人が姫?」

「美しい!」

 と好印象だった。


「これからも父と私を温かく見守って下さい。必ず平和を作ります。そしてその為にはもう1人」


 ミンガードは演説台に立った。

「皆様に深いお詫びをすると共に微力ながら平和に貢献させていただきます。そしてシュトウルムは選考制に代わり政治体制も大きく変えます」


 ワンザは続けた。

「私達のこれから、戦い、なくなった兵達、そしてこの戦いの中心となった勇者パーティに大きな拍手を下さい!」

 シギア達に拍手が起きた。


 そしてメガスとアスタロトの処分は決まり牢に入る事になった。

 2人共うなだれている。


 クリウと宝児が代表で言った。

「罪を部下と同じ牢に入って償う努力をして下さい」

「獄中死したり発狂したりしないで下さい」


 そして2人が去るとメガスは言った。

「すまなかった……」


 そして亡くなったヘリウム兵の墓が作られた。

 レオンハルトは言う。

「デュバン、ドレッド、安らかに眠ってくれ」


 アレーナはドレッドの墓に一輪の花を添えた。


 クリウとシギアは小声で話した。

 「アレーナ、ドレッドの事を」


 シギアは言う。

 「俺がドヘタじゃなきゃレクイエムを歌いたいのに」



 そしてシギアは帰る日が来た。

 

 クリウは言った。

「ご両親を何とか助けてあげて」

「ああ、君もレオンと仲良くな」

 クリウは少し頬を赤らめた。


 一方アレーナは少し寂しそうだった。

 

 宝児は言った。

「僕も大事な人と」


 ミラムロは聞いた。

「宝児さん好きな人がいるんですか」


「……はは」

 と宝児は苦笑した。


「じゃあ」   

 

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