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天から落ちた最強だが性格が悪い最低ランクの勇者が地上で独立部隊パーティーの一員に任命され帝国と戦う  作者: 元々島の人


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222/225

終りの……

 ついに悪魔王は倒れた。

 しかし「ああ‼️」と叫ぶ体力は残っており爆発しそうな気配だった。


 皆騒いだ。

「爆発しそうだぞ!」

「今から逃げても間に合わない」


 しかしヘリウム神と女神が立ちふさがった。


 ヘリウム神が言う。

「私が爆発を抑える! お前はバリアで全員をかばえ!」

 と女神に指示した。


 ヘリウム神は予測した。

「恐らく城が吹っ飛ぶ程の爆発になる」

「ひええ」


 女神は言った。

「ここまでやった皆さんを犠牲には出来ません」


 マライは竜の姿で飛びワンザを連れて来た。

「もうすぐ爆発だ!」


 女神は叫ぶ。

「今更逃げられないので私達に任せて下さい!」

「なむさん‼!」


 皆は祈りそして悪魔王は大爆発した。


 見事にシュトウルム城は瓦解した。

 焼け野原で皆生死を確認し合う。

「皆無事か」

「皆大丈夫か」


「大丈夫だバリアのおかげで! でもシギアが」

「それとハーディング兄弟が」


 シギア達の呼吸を確認した。

「大丈夫、3人共息がある」


 ミンガードは前に出てメガスとアスタロトを背負った。

「すみません皆さん、私の兄弟一族がどうしようもない迷惑を。かくなる上は3人自害します」


「待ってくれ!」

 とワンザは言った。

「まず君は死ぬ事はない。君こそこれからの平和に必要だ。そしてメガスとアスタロトが自害したら助けた意味が無くなる」

 

 ミンガードは答えた。

「世界はハーディング家を憎んでいるでしょう」


 マライは前に出て言った。

「そんな事はありません。貴方は勇敢でした」


 ワンザも言った。

「そして何も出来なかった私に比べマライもよくやってくれた。マライに王位を譲ろう」


「そんな」


「そして干渉は出来んが君にシュトウルム王になってほしい」

「しかし」

「もし世間が許さなければ大使でもいい。マライと平和を作ってくれ。おっとシギア君」


「シギア!」

 皆駆け寄った。

 特に女性陣は泣いている。

「う、うう」


 シギアは上半身を上げた。完全には立ち上がれない。

「起き上がった!」


「シギア!」

 何と起きたシギアにクリウ、アレーナ、ミラムロが抱き着いた。


 宝児は言った。

「う、うらやましい、ミラムロさんは僕の彼女、じゃなく良い友達なのに」


 レオンハルトは言った。

「まあ納得だろあいつの活躍ぶりは」


 そして続けた。

「女性3人に心配かけたな」

「あ、ああ、体痛いけどね」


「やっと終わったのか……」

 そして皆は傷を回復しシュトウルム城から去った。


 1か月後平和条約の締結日、ミンガードとマライが代表になった。   

「完」の付け忘れではありません念のため。

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