ミンガードの葛藤と突破口
シギア達は変わらず攪乱攻撃を続けていた。
切っては離れ、切っては離れ、しかし当然だがこれは動き回るので体力を消耗する。
マーティラスとラスビイも攪乱に参加する。
「貴様はメガス様の元に連れて行って眼前で処刑してやる!」
とシュバーダーはミンガードに執着があった。
「くっ」
と苦しみながらも滑るようなステップフットワークで対抗するミンガード。
「ちょこざいな!」
と偽悪魔王の手がミンガードに迫って来た時シギアは立ちはだかりかばい剣で偽悪魔王の手を切った。
しかしあまり効かなかった。
「貴様は引っ込んでいろ!」
と手で弾かれ吹き飛ばされダウンした。
「ちょこざいな貴様には特大のをおみまいする」
偽悪魔王の腹にエネルギーが集まった。
そして光線を溜め放とうとしている。
「受けたダメージを蓄積して光線として撃ち返す装置だ」
直径2メートルはある白のかかった黄色の光線がシギアに向けて放たれた。
凄まじそうな雰囲気に皆口を開けたが、光線は発射された。
光線は伏せたシギアの上すれすれを通過したが少し食った
シギアはころがり立ち上がり直撃を防げたがまた壁や床が割れる威力だった。
「いくつ武器があるんだあいつ!」
「回復させないと!」
と言って近づくクリウとアレーナにまた光線が襲い掛かり2人は吹き飛ばされた。
シギアは叫んだ。
「ミンガードさん! ここは上手く逃げてメガスの所へ行ってくれ!」
「しかし!」
「時間は俺が稼ぐ!」
と言いまた先程の様に突撃をして行った。
「僕も行く!」
と宝児も飛び出した。
正面から来るシギア達に弾が降る。
ミンガードは迷った。
「彼らの気持ちに答えるべきなのか? 僕だってメガスを止めたい、しかし」
シギア達の特攻する姿が辛く葛藤した。
気持ちに答えようともした。
ミンガードは決意したのか出口へ走りだそうとした。
「ふふ」
しかし偽悪魔王はシギア達への攻撃を止めミンガードに火球を撃って来た。
「くっ!」
「貴様らがミミ―デンを逃がそうとする事などご承知済みだ。それにもう手が無くなって来てるんじゃないのか?」
「ぐぐ!」
レオンハルトやデュバンも叫んだ。
「ミンガードさん、先に行って下さい!」
ミンガードは葛藤した。
ラスビイはミンガードに話しかけた。
「あいつ、どうも体が大砲などの兵器を開いた瞬間そこが弱くなってる様に見えるんですが」
「はっ、そう言えば僕が調べた時に」
回想
整備士が忍び込んだミンガードの近くで言う。
「このロボットは発射口が開閉するのが弱点、まあ、見破れんだろうが」
回想を終わる。
「よし!」
ミンガードは向かって行く。しかし弾かれた。
「はっはっは! ミミ―デンを捕らえろ!」
そこへシギアが立ちふさがり偽悪魔王に殴られた。
「ぐあ!」
何と倒れない。しかし2発目でダウンした。
「ああ、2発も!」
「シギア!」
シギアはよれよれで声を絞り出した。
「うう、何度も言ったでしょう、平和への尽力には貴方が必要です。だから」
「くっ!」
しかしミンガードは力強く答えた?
「僕は行かない! 残る! こいつを倒すまでは!」
「み、ミンガードさん」
「うおおお!」
ミンガードは突撃した。
話が正しければ!
ミンガードは素早く体の大砲口を見切って切った。
すると煙が出だした。
「やはり!」
とミンガードは確信した。
そしてシギアはいつの間にか腹に潜り込み発射前の大砲に渾身の奥義を浴びせた。
大量の煙を出し崩れそうになる偽悪魔王。
「俺もだ!」
とラスビイは切りかかった。
しかしシギアは
良く見破ったなこいつ
と思っていた。




