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天から落ちた最強だが性格が悪い最低ランクの勇者が地上で独立部隊パーティーの一員に任命され帝国と戦う  作者: 元々島の人


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門前 親衛隊との戦い

「ぐ、ぐう!」


 一行は激しいメガスの圧で苦しんだ。

 シギアは言った。

「み、みんな、精神力ではじき飛ばすんだ、それしか手はない!」

「う、うおお!」


 皆首や体が絞まりそうな苦痛から何とか脱しようともがいだ。

 気合とあがきしかなかった。


 シギアは何とか脱出し男性陣も何とかなったがクリウとアレーナは苦しんだ。

「あ、あうう」

「頑張れ!」


 何とか女性陣も苦しみの末脱した。

「はあ、はあ、いきなりこれか。大軍が待ってるかと思ったが裏をかかれたな」


 シギアは思った。

 ラスビイはそんな強くないのに良く早く脱出できたな、何でだ。


 ラスビイはそんなに苦しんでいなかった。


 その時だった。

「ぬっ!」


 ガルマスは自分目掛けて放たれた矢を剣ではじいた。

 隠れていた弓兵は言った。

「裏切り者ガルマスは色々情報を知っているので真っ先に殺せとご命令だ」


 弓兵達はまずガルマスを殺そうと矢で狙った。

 クリウはバリアを張りガルマスをかばった。

「くそ!」


 悔しがる弓兵をシギア達は倒したが、1人が逃げた。

「待てっ!」


 とシギアが追ったが何と落とし穴に落ちた。

「ぐあ!」


 穴の中で大爆発が起きさらにガスの悪臭も立ち込めた。

「シギア!」

 

 シギアは何とか穴から出て来た。

「くっ、罠にはまった」


 その為少し先に進む前に会議する事にした。

「ガルマスさんとモフレンさんはここで戻った方がいいすよ、狙われる」

「しかし私は恩を返していない」

「別にそんな事」 


 結局ガルマスとモフレンは待つ事にした。

 一行は門へと歩を進める。

「くく」

「誰だ」


 ディスピットが出て来た。

「良くここまで来たね諸君、ここから親衛隊が相手するよ」


 と言うと金色の鎧に身を包み顔も見えない騎士達が来た。

「こいつらに勝てるかな?」

「こいつらかなり」


「10人もいる。クリウはアレーナと宝児をバリアの中に入れてくれ。戦士だけで戦う!」


 シギア、レオンハルト、デュバン、アリザイン、ドレッド、マーティラス、ミラムロで戦う事になった。


 シギアは1人と向き合った。


 遠間からシギアは正面打ちし余勢で前進し腰を中心に全身で体当たりした。

 敵は2,3歩距離を取った。


 敵は送り足で打ち込む。

 シギアは送り足で下がった。


 相手の動作の起こり頭にシギアは中心を外さず踏み込み突きを繰り出す。

 さらに胴打ちは振りかぶり斜め前から振り下ろしたが防がれた。


 膠着状態でも心ではどう攻めるかの戦いをしていた。

 そしてシギアは何とか出鼻をくじき倒そうとする。

 レオンハルトは崩れた鍔迫り合いから胴にいれた。 


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