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天から落ちた最強だが性格が悪い最低ランクの勇者が地上で独立部隊パーティーの一員に任命され帝国と戦う  作者: 元々島の人


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注入される力 当てにされる力

 宝児の耳に女神が語り掛けて来た。

「宝児、貴方の体に再度エネルギーを注入します。精神を集中して。その力で4大幹部を」


 シギアは一方悪鬼の形相で最後の抵抗のようにバットゴーレムに渾身の力で切りつけていた。

 バットゴーレムは動きが遅いので剣を防ぐ事は出来ないが凄まじく打たれ強い。


 狂気すら宿ったシギアの剣攻撃を受けても軽く殴られたぐらいの衝撃しかなかった。


 しかしシギアはもうまるで先も周りも見えてはいないがごとく起き上がっては全力振りかぶりで光の剣で切りつけ続けた。


 見ている兵達ももうどうしていいか、止めようにも止められない状態だ。

 ドレッドは首をキングへイルに掴まれボディを何発も殴られた。


 ミランディとアレーナはガム・ゴルドの激しい魔法攻撃で体を焼かれた。


 「みんな!」


 と宝児は出て行こうとしたが女神が止めた。

「我慢して目を閉じ、精神を集中して下さい」


 言われた通り目を閉じた。そして女神は力を注入した。

 すると宝児の体がまるでこの世の者でない聖なる水で体中を現れたかのような感覚になった。

「体に力があふれる!」


 ミランディは遠くから魔法、アレーナも強力魔法で戦った。

 アリザインとデュバンは即死魔法と死の宣告で命を奪われそうになり、レオンハルトは切られ殴られていた。


「今だ!」

 遂に宝児の力が全開になった。


 そして手から4大幹部それぞれに向けて足元の地から上に向かう激しい竜巻を発生させた。

 凄まじい威力に4大幹部とも浮かび上がった。


「これが僕の、いや女神様からもらった力!」

「な、なんと言う威力の魔法だ! は、外せん、こんなはずは!」」

 ヒルデバルはあがいたが無駄だった。

 そして竜巻に飲まれ落ちて来た所をレオンハルトに切られた。

「ま、負けん! こんな奴らに!」


 さらにシギアはエネルギーを得てバットゴーレムとギルギザン両方に超強力奥義を浴びせた。

 ぶすぶすとバットゴーレムの体が焦げ、ギルギザンに深手を負わせた。


「今だ! 集中攻撃だ!」


 そして竜になったマライはやっとの事でミンガードを乗せて来た。


 また女神は言った。

「まだです。宝児君の聖霊は他にも味方のドラゴンを呼べます!」  

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