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天から落ちた最強だが性格が悪い最低ランクの勇者が地上で独立部隊パーティーの一員に任命され帝国と戦う  作者: 元々島の人


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オーガインの仮面の下とミンガードの漏らした言葉

 その後オロゴンの側近達は政治改革を進めて行った。


 クイークパスは自分及び一族が王位に就くことを望みオロゴンの世襲制を認めなかった。


 メガスが跡を継ぐのは決まっていた為、クイークパスの側近達は王政や政務停止を企んだ。


 前に捕まったオロゴンは脱出後クイークパスの抹殺を命じた。

 オロゴンの一族の政治を継続させたかった。


 その為クイークパスの側近達も殺そうとした。

 ダイトルは上手く立ち回りオロゴンとクイークパス両方と仲良くしていた。


 しかしクイークパスは殺され、彼は死の直前息子に王位を継がせたいと望んでいたが結局はオロゴンが王であった。


 オロゴンはメガスを擁立したくダイトルもそれを望んだ為良い関係が続いた。


 しかしダイトルは急激に出世した為オロゴンに警戒され良い関係がひびが入った。


 その後教会と所領問題を巡り王家は対立し襲い掛かって来た宗徒を何人か殺した為これを機とみなしたダイトルが立ち上がり戦った。


 しかしオロゴンはダイトルにこれで借りを作った。ダイトルの陰謀ではないかと言われる。


 ダイトルはオロゴンの責任を追及しなかった。

 ダイトルはオロゴンとの対立を避けた。


 しかしやがてオロゴンはダイトルを人事で格下げし他の貴族を重用する。


 ダイトルを妬んだ貴族がオロゴンに働きかけた為もある。

 ここでダイトルはオロゴンに反逆した。


 貴族モージーはダイトルを倒し出世しようとしたが失敗した。


 その後ダイトルは大功を立て出世した貴族ガ・モーバーにより討伐された。




 一方、舞台は変わりミンガードとオーガインは激しい戦いになっていたが、突如シギアは叫んだ。


「待ってくれ!」


 さすがに「えっ?」と敵も味方も振り向いた。

「俺も戦う。2人がかりだ」


 ミンガードは聞いた。

「君は良いのか? 騎士道精神に反するとか」


 シギアは答えた。

「反すると思う。でもこれは試合じゃない戦争だ。なりふり構ってられない部分は一杯ある。俺達が変な事にこだわっていれば味方の犠牲がその分増えるんだ」


 オーガインは言う。

「ほう、勇者を名乗っていたからもう少し正々堂々としていると思ったが」

「良いさ、泥は俺が被る、あんたはどうだ?」


 ミンガードは答えた。

「分かった」

「よし」


 と改めてシギアとミンガードは並びオーガインと向き合った。

 そして間を置いて2人はかかった。


 ミンガードはやはりどこか戸惑いがあった。

 しかしシギアは全く迷いがなかった。


 吹っ切れた様である。

 2人がかりで攻めに攻めた。


 さすがにオーガインは苦しくなっていた。

 仮面の下からでも何となく苦しそうなのが伝わる。


「うおお!」

 と言いシギアは頭の仮面を剣で割った。


 するとそこからは予想だにしない20才程の髪の長い美青年が出てきた。

「え?」


 これには皆驚いた。

 宝児は言った。

「凄い美男子、武骨な暗そうな奴だと思っていたけど」


 デュバンは言う。

「でも実際暗いけど」


 ミンガードは言った。

「悪口は言いたくないが、この男はよく味方に怨念を燃やす」

「だから裏切り者は殺すとか言うのか」


 オーガインは言う。

「そうだ。私は努力の末ある程度出世したが王位は継げない。私は王になりたかった。しかし世襲制でかつ可愛がられている者しか上に行けん! だからミンガードの様に寵愛されている者が特に憎かった」


 ミンガードは言う。

「僕は別に王位なんて望んでいない。捨てたが」


 シギアは何の事かと思いびっくりした。

「えっ? 捨てたって?」

「ああ、何でもない」


「勇者も裏切り者もまとめて始末してやる」

 オーガインはエネルギーを溜めた。


 シギアとミンガードはさっと身構える。

「く、来るぞ!」

「はあ!」


 激しいエネルギーの刃が飛びシギアとミンガードは吹き飛ばされダウンした。



 一方、時を少し遡る。

 

 少し前にシュトウルムに移住したヘリウムの神を信じる教徒がシュトウルムの悪魔教会に異端として殺された事件に怒った教徒達は反攻活動をしていた。


 ヘリウム教徒は抗議した。

「何故悪魔教会は異教徒を殺す⁉」


 しかし悪魔教会の使徒は反論した。

「貴様らだって神を利用しているだろう。贖猶状は何だ商売だろうが!」


 ヘリウム教徒は団結して言い返す。

「ヘリウムはやっていない!」

「悪魔王に力を得て他国に攻め込む道理なんてどこにあるんだ!」

「そうだ自分達の責任をないがしろにした責任転嫁だろうが」


 また悪魔教会使徒は言い返す。

「じゃあ格差はどう是正されるんだ!」

「人殺しも愛せと言うのか!」


 この質問に答えずヘリウム教徒は言う。

「貴様ら悪魔教会が黒幕で国を操ろうとしているのではないのか⁉」


 悪魔教会も言い返す。

「黙れ宗教原理主義者ども! 勝手に神の本に書いてあることを別解釈しているだろう!」

「貴様らが戦争を起こす悪徳宗教だ!」


 ヘリウム教徒もまた言い返す。

「異端認定して殺すのを辞めろ!」

「どれほどの血が流れたか!」


 また悪魔教会は言い返す。

「貴様らは異教徒を『人間ではないから殺して良い』と規定しているだろう!」

「人間ではないと規定して他国の人間を戦争で殺すな!」 

「同意しない人間は悪魔扱いだろうが!」







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