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天から落ちた最強だが性格が悪い最低ランクの勇者が地上で独立部隊パーティーの一員に任命され帝国と戦う  作者: 元々島の人


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兵士の特攻

 一方、メガス達が話し合っている頃シギアは捕まっていた。


 レオンハルト、デュバン達はイバールともう1人の鉄仮面戦士に苦戦していた。


 デュバンは

「俺達数人がかりだってのに埒が開かねえ!」

 と簡単に弱音を吐かない彼も吐いた。


 レオンハルトは

「諦めるな。シギアを助ける為俺達がここで踏ん張らなければ駄目だ」

「そうだな。皆に先に行ってもらうために!」


 デュバンは立ち上がった。

「おら! もっとかかって来い!」


 イバールは馬鹿にした。

 仮面を着けているからか冷酷さが漂う。


 ミランディ、宝児はミランディは剣、宝児は水魔法で兵士を倒していた。


「もっと多くやっつけないとシギアさんの元までたどり着けません」

「この前の砦にいた魔法防御の強い戦士達よ。魔法では中々致命的ダメージを与えられないわね」


「勝つのも勿論だが、シギアをまず助けるんだ!」

「おう!」

 と気合を入れヘリウム兵士達は進軍して行った。


 そして上手く潜り抜けた兵士10人程がシギアの元に辿り着いた。

「シギア! 助けに来たぞ!」


 しかしシギアは喜ばなかった。

「皆、ここは精鋭たちでガードが凄く固められてる! 逃げてくれ!」


「心配するな!」

「俺達が助けてやる!」


 そう言ってヘリウム兵達はシギアの周囲を固める兵達に切りかかった。

 しかしことごとく返り討ちにされてしまった。


 シギアは絶句し目を背けた。

「ああ、皆、俺のせいだ」

「仲間の信頼は厚い様だが、それがアダになって死んでしまったな」


 帝国兵の嫌味にシギアは怒った。

 魔法のかかった鎖を引きちぎろうとする。

 あまりの力の入り方に血が出そうだ。


「無駄だ! その鎖には魔法がかかってるんだ!」

「動けなくしてやる」

 

 また帝国兵達はシギアを楽しみながら殴った。

「俺達の怒りを思い知れこのガキ勇者め!」


 シギアもかなり疲労が濃くなった。

「こいつ大分傷ついて疲れて来ました。万一脱出しても戦闘力は下がっています」


「だがこいつらには回復役の白魔導士達がいる。そいつらを見つけたら優先的に殺せ」


 そして殴る兵が交代した。

 憎々し気に殴ろうと言う気を表情に出している。

「死ね!」


 兵がパンチを出した瞬間、稲妻が飛んできて兵が黒焦げになった。

「誰だ⁉」

 塀の上にアレーナが立っていた。

「アレーナ」

 シギアは希望を取り戻した。


 ミンガードはアレーナを睨んだ。

 その際、ミンガードは無言だったが、帝国兵達は怒り

「くそ、女1人でしゃしゃり出て来やがって」

 と口々に言った。


 シギアは言う。

「け、結構早かったな」


「ええ、高速移動スキルをかけた後、稲妻を全身にかけて一気に突破して来たわ」

「そうか、あの技か」


「レオンハルト達が幹部達に苦戦しているわ」

「そうか、急がないと」

「あの女を殺せ!」

 叫びながら兵達は突撃して行ったが次々アレーナの雷撃にやられた。


 兵達は畏怖した。 

 ミンガードは落ちついて無言だったが。


「我々は魔法防御の高い精鋭だと言うのにあの女何と言う魔法力だ!」

「くっ、このままでは全滅する!」

 そこへ剣を出しミンガードが出て来た。


 相変わらず落ち着いた温和な口調だ。

 敵意が少ない。


「私が行こう」

「ミンガード様!」


 ミンガードは冷たい目でアレーナを睨んだ。

 アレーナも睨んでいたがその何とも言えない圧力に気おされていた。


 この男、只者ではない……

 と心の中で思っていた。


 「くっ!」

 アレーナは半ば睨み合いに負ける形で先手の雷撃を放った。


 しかしミンガードは体に当たる直前まで雷を見つめ、目にも止まらぬ剣筋で雷を切った。


 さすがにアレーナも汗を流した。


「あの雷撃を切りやがった」

 シギアも震撼した。


 危機を感じたアレーナは2発3発と稲妻を連射した。

 しかしミンガードは最小限の動きでかわして行った。


「まずい! 接近されたらやられてしまうぞ!」

 何とかシギアはあがいた。


 アレーナは4発5発と稲妻を放ったがかわされたり切られてしまった。

 只者でない強さにアレーナの背筋が寒くなる。


 そこへ他の人には見えない程の速さでシギアに近づく影がいた。

「えっ⁉」

 シギアだけがそれに気づいた。


 アレーナは雷を撃ったがこれもかわされ凄まじいスピードで間合いを詰められ腕を掴まれてしまった。

 

 ミンガードはアレーナの腹に重いパンチを打った。

 アレーナは崩れ落ちてしまった。


 ミンガードは見下ろし言った。

「女、降参するか逃げれば命だけは助けてやる」


 冷たいようで優しい口調だった。

 淡々としている。


 しかしアレーナは力を振り絞りミンガードの足を掴み電撃を通した。


「ぬう!」

 

 ミンガードはアレーナの手を踏み付けそれでも離さないので腕に剣を刺した。

「あう!」

 激痛にアレーナは手を放した。


「逃げろ!」

 シギアは叫んだ。


 ミンガードはアレーナを蹴り飛ばした。

 その時シギアの後ろに謎の人物が回り込み鎖の鍵を開け始めた。

「誰だ?」

 

 シギアは聞くと人物は答えた。


「私は女盗賊のリザリーです。グライの昔の仲間です。しかし彼が国を裏切り皆に迷惑をかけている事を知りあなた達を助けに来ました」

「あ、ありがとう。でも危険だ」

「私は最高レベルの高速移動スキルを持っています。周りの人間に気づかれず行動出来ます。そして開錠技術も」

  

  

 

 

 

 




アレーナが出てきた時の帝国兵の台詞に説明間違いがありました。


ミンガードは睨んだ、がこの場面では無言です。


「女がしゃしゃり出てきやがって」

と言ったのは帝国兵達で、ミンガードではありません。


説明不足によりミンガードの性格やイメージが変わったと誤解を受ける点になっていました。

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