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天から落ちた最強だが性格が悪い最低ランクの勇者が地上で独立部隊パーティーの一員に任命され帝国と戦う  作者: 元々島の人


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ヘリウムの宗教と戦い

 ヘリウムは宗教国家である。

 建国から300年経つ。


 一神教である。


 十六~十七世紀ヨーロッパのような主権国家程完全には確立していない。宗教的封建社会だ。

 

 主権は「最高性」「独立性」「不可分」等の条件を満たす事が必要だ。


 「領域」「人民」「主権」を保持する。


 王は世襲制である事が多い。終身制だ。


 聖職者の地位が高いが王ではない。

 しかし封土を受ける「聖界諸侯」であった。


 元老院や執政官、市民集会等はない。


 教皇の対立やヨーロッパ、アメリカ等であったキリスト教のカトリックとプロテスタントの対立もない。


 しかし町に教会があり信仰を広め改宗させる動きが大きい。


 ワンザも城の礼拝所で礼拝している。

「それによって人々は平和な暮らしが得られる」と言う教えが広まっている。


 宗教と戦争の関係において、戦争の殺人をヘリウム人が肯定しているわけではない。


 かと言って平和の為に剣を取るのは間違っていないとも思われている。


 騎士団の結束は強いが様々な考えの者がいてその考えが相半ばしていて葛藤し苦悩する者と迷いを吹っ切った者が混じっている。


 条件付き軍事行動を認めているが非暴力を貫き死んだ者もいる。


 異教徒や無神論者を迫害しない。


 排他的でなくおおらかである。

 しかし本来の教えを捻じ曲げるシュトウルムの宗教政策に怒りを感じている。


 国家と教会は協力する必要があると言う考えがある。


 ハーヴァードの様に大学は神学校でもあり一般学校でもある。


 他国に宣教師を送り他国の宗教同胞を救おうとし、また奴隷は信仰に導き救わなければいけないと思っている。


 貴族の地位は高くクリウやレオンハルト、アレーナは貴族であるが奴隷制度はない。

 

 貴族は同士裁判、狩猟の権利、不名誉な扱い免除、直接税免除、古い慣習変更権利等の特権を要求し、身分制議会において大きな力を持っていた。


 身分制議会は課税承認権や立法関与権利も持っていた。

 ここが身分制議会のなかったローマと違う。

 ツアーリやゼムスキー・ソボルはない。


 国王は権威を高めたが教会は王の守るべき義務を指摘した。

 そして国王は大きな力を得る。


 職人に物を作らせたりはしたがシュトウルムの様に砂糖やカカオを奴隷に作らせたりはしなかった。


 農民は荘園制度を通じて領主が勝手に私物化した。

 クラック工法で天井が高くなった。

 

 マナーハウスの近くに台所とパン焼き場がある。

 領主は村であまり暮らさない。


 荘園は変遷を遂げ貸し出されたりした。

 作物はムサ・アクミナータというバナナが最初に発展した。

 

 そしてヤムイモ、タローイモ、さとうきび、マムシグサ、茶等が広まる。


 村が出来た最初期の頃は竪穴住居を作った。

 必要な地面を木の棒でつついて50センチ程ほぐし柱を立て壁を作る。


 さらに石を並べたりして記念物を作る。

 太陽と山に関連つけていた。

 

 村から独立した記念物もあった。

 それらは世界観を表現している。


 ところで現在は騎兵は両足で馬腹を締め付ける技能が必要な為、必然的に地位の高い家の子がなった。

 

 王が土地を配下に渡す制度で、部下貴族に政治などの相談をする。


 シュトウルムの様に悪人を傭兵にせず、荘園の土地から雇われた兵士を使う。

 

 歩兵はやがて槍を装備し騎馬隊に対して有利になった。


 ヘリウム建国は良い土地にされたと言われる。


 城は少し攻め込まれやすい所にあり古代エトルリア人の様に丘の上に建国した訳ではないが発展できた。


 農業、牧畜だけでなく芸術にも力を入れていた。


 対してシュトウルムは銀山はあったが食料生産は良くなかった。

 その為植民地を多く作った。


 ヘリウムは温暖な気候で湿地でなく小麦を栽培するのに適していた。

 

 草原では草食動物の食べる量と草の量が均衡が取れ地中海の農耕文化の様に家畜も飼い人間が入り込む事で 野草が雑草となり麦の野生種が入った。


 トリティウム・エジロポイデム、トリティウム・ディコッコイデス、タルホコムギ、ホルディウム・スポンタネウム。その他エゾススジロ、ナズナ、ノハラツメクサ等を食べた。


 畑地灌漑農法が特色だ。


 とは言っても完全に自給自足ではなく、お互い敵の農作地に出向かなければならなかった。


 武器や鎧もどこかの地方に集中する。


 ヘリウムが動員可能な兵は近隣同盟を合わせ歩兵が五万、騎兵が五千だ。


 しかし防衛線がどこからも鉄壁なわけではなかった。


 近隣の民族と争い同盟を結んだりした後、シュトウルムの戦いになってからは、シュトウルムがどこから侵攻してくるか騎兵に報告させるため送り出していた。

 

 シュトウルムは山や川を越えさせる事で「戦う以外に道はない」と兵士たちに教えた。


 ヘリウムが制海権を持つ地域や同盟国の方からは避けた。

 

 そしてシュトウルムは10万の大軍を率いて行軍した。


 渡河は大事業だった。

 流された者も多くいた。


 両国の力の差は騎兵力に多くある。


 騎兵同士の戦いもシュトウルムが強く、さらにヘリウム騎兵が撃退された後に歩兵が回り込んだり重装騎兵は歩兵の攻撃によく耐えた。

 

 指揮官はアレクサンダー大王の戦略を研究したりしていた。

 


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