シュトウルムの歴史(再)
~おさらいです~
ワンザは市民娯楽として大浴場を建てたり戦車レースを開催したりする事もある。
国民の事を思いやる平和を第1に考える王だった。
奴隷制や徴兵制の廃止や自由貿易をシュトウルムに度々訴え何度となく戦争を避けようとした。
最初シュトウルムの宗教はミバン・マドが開祖となり人々に伝えた。
シュトウルムの神を絶対視し戒律を重んじた。
迫害移住後他国の神殿を打ち壊した。
軍事だけでは国をおさめられないため知識人の名家を招き国制を整備した。
彼らは法学を得意とする。
法体系は高度に理論化された。
宗教寄進制度で収入の1部を払う。それがインフラを整備する
異教徒に対し戦う事を誓う。
しかし実はヘリウム神信者と仲良くした時期もある。
征服し税を払わせる。
騎兵、歩兵が整備された。
奴隷も戦士として使う。
アガライブ朝を建てる。
ワンザの父メルモーンの代から平和主義を貫くヘリウムに対し、シュトウルムは二百年ほど前から既に大国としての威容を振りまき、世界的覇権国、中心的存在とするフレーズを掲げた政治をしてきた。
オロゴンの前がマリゼン、その前がシュカイピ王だ。
封権制であり、多くの城を戦争の為に建てた。
モットアンドベイリーでなく最新技術を使った石造りの城を多く建てた。
また封権制は他国を侵略した時都合が良い部分もあった。
シュトウルムは大陸3国の中で最も侵略が活発で、まずは小民族を征服して行った。
また宗教を変に解釈する部分もあった。
ヘリウムはシュトウルムの方がはるかに強い為攻め込まれるのではと思い対外交渉で何とか良い関係を築いたが不平等な条約もあった。
ヘリウムから輸出した服や靴は物不足を救った。
ヘリウムは軍備を拡大すべきか悩んでいた。
それをすると戦争をしたいと国民の一部に思われてしまうからだ。
シュトウルムでは奴隷がカカオを植栽し商人が仲介し貨幣としても扱われた。
植民地で新しい味が作られた。
プランテーション経営者は奴隷を売買した。知識階級は迫害され逮捕されたりした。
ガルデローン軍は植民地にされた少数民族を救援しようとした。
そしてさらにその後ヘリウムではペストやライ病等疫病が起こった。
しかしその時女神の父である神が降臨し人々の前に姿を現し、疫病を消し去った。
これに国民は驚き感謝し祈りをより捧げる様になり、食糧難や財政難も乗り越える事が出来た。
その話を聞いたシュトウルムは
「あの国には神が付いてるので侵略は後回しにしよう」と言った。
そしてヘリウムの神に変わる呼ぼうとすると、そこに悪魔が降臨した。
悪魔はメガスの父オロゴン王を
「自分たちについていき他民族を侵攻すればやがて世界の全てを手に入れられる」
とそそのかした。
これに気を良くしたシュトウルムは軍事力をさらに上げた。
しかし度重なる遠征に軍資金は必要となった。
戦争用に多くの城を築く為労働に駆り出され農民は従軍を強いられ小作人は低く扱われる。
国民は反発した。
「貴族たちに権力を独占させるな」
また貴族たちも王に反発した
「弱小王国と同盟するな」
「選挙制王位に移行しろ」
またシュトウルムは徴兵制のみでなくコロセウムでプロの乞食や放浪者、蛮族、逃亡者を戦わせて良い成績を収めた者を好待遇で戦士に迎えたりと様々な方法で戦士を集めた。
シュラフタ出身の騎士学校も作られた。
父オロゴン退任前から息子メガスは十九歳で軍事功労賞を得た。
保守派議員達の連盟が出来ておりメガス即位次第補佐する暗黙の了解が出来上がっていた。
メガスは寵臣政治の部分が大きかったため諸侯、議会は対立して行った。
何人かの貴族がフォローしていたが、不在時には不利になった。
国王の座を狙う者は少なくなかった。
顧問会議の席次を争う権力闘争が起きた。
戦争の為メガスは人頭税や水車、パン焼きかまどにも税をかけた。
反発した貴族や平民を処刑した事もあるがそれ以上に「悪魔が付いている」と後ろ盾が非常に国民を強気にし「言う通りにしていれば世界を手中に出来る」と言う自信を生んだ。
やがてシュトウルムはガルデローンに攻め込みヘリウムに援軍を要請したがこれにヘリウムが応えなかった為関係は悪化した。
そしてシュトウルムでは宗教を曲解し都合よく解釈して国民に広めたが、ヘリウムからの移住者が「永遠絶対の支配者はいない。神の前では皆平等だ」と意を唱えたのを異端として処刑した。
これがヘリウムにとって「戦争をすべきでは」と言う選択肢を生んだ。




