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理想は現実の中に。

作者: 名前はまだない

開いてくれただけで本当に嬉しいです。

ありがとうございます。

人はいつだって夢を見ていたいものだ。

だが夢は夢はだからいい。

小説にはフィクションとノンフィクションとある。

そのどちらも興味深いものだが、限りなく現実に近いフィクションに価値はあるのだろうか。

少し気になったのだ、私は。

なんの面白味もなく、ただただ現実を突きつけるだけの作品に価値はあるのかと。

理想でも現実でもなく、人を楽しませるためでもない、そんな作品に。

だからあえてこの前書きじみた文章を本文にした。

これは、そうだな、随筆に近いのかもしれない。

しかしそれとは違う。

現実を突きつけておいて、これは現実ではないと直ぐに教えるのだ。

ではまず主人公の設定を考えなければな。

そうだな、男も女も現実にいるが、多分その人本人からすれば現実に近いのは同性の方だろう。

自分の現実と他人現実は違うからな。

だが仕方ない、自分の現実は男の方だ。

ならば主人公は男で、いや、これは現実ではない。

なんてな、私に女は不可能だ。

次だ。

主人公は偏差値52の高校を出てから専門に通う。

そして職を探す。

今の自分が嫌だが、好きなものは揃うし特別不満があるという訳ではない。

ただ月の終わり頃、決まって悲しみに暮れる。

やり場のなく、理由も分からない悲しみだ。

しかしそれは大したものではなかった。

だから気になど留めずに過ごしていた。

こんな所か。

最近は成人式に向けて少し気合いが入っているようだ。

何をする訳でもないが。

楽しみなのだろうな。

主人公はおそらく将来のことをあまり考えていない。

いや、考えられるほどの知識がない。

それを得るだけの人間関係がない。

今どきはネットなんてものでも人との関わりを持てるが、主人公は、どーだろうな、人には言わないがネットではそこそこの人脈があるだろう。

しかし歳下ばかりだ。

普段は一人でいることは少ないようだが、ネットで人と話してる時は一人だと思っている。

いや言っている、だな。

主人公は知り合いの事を友人と言うし、実際にそう思っている。

ただ親友とは何かを分からずにいる。

とまあここまで何も考えずに書いてみたが、読む気になったか。

いやないな。

まず書いていても良さを理解出来ない。

だからやる人がいないのかと思ったが、どうだろうな。

ただ不思議と指が止まらない。

だからまだ続けるが、これより先に進んでも何も変わらない。

なにせこれは現実のようでそうではないからだ。

俺の想像する世界は変化も何も今作られているのだから、変わらないもなにも。

そうだよな、翌々考えたらそうだ。

変わらないなんてことあるわけないよな。

変えたくなくとも、そういうものなんだよな。

現実の世界だって今作られている所じゃないか。

変わるも変えるも何をいっているってんだって話だ。

そうか、こういう楽しみがあるのだな。

似ているものを作ることで、本物の本質の理解に近ずける。

これが分かれば私は満足だ。

読者からしたら意味の分からない時間だっただろうな。

当然だ。

しかしこれでは後味が悪い。

せめて設定を完成させてからにするよ。

一人暮しはこいつには大変そうだから、実家暮らしということにしよう。

でも家を出たくてしかたない。

だからお金を貯めて、職に就いたら直ぐに出ていこうと考えているが今はどうせ無理なのだから職が決まるまでは楽しむことだけを考えようとしている。

なあどう思う、こんな人間を。

ダメな奴だと思うか。

確かにやりたいことがあるならそれを貫けといいたいな。

だがこいつのやりたい事とはなんだ。

一人暮しか、それとも今を楽しむことか。

どちらも出来ていないが、それは本人にもどちらが本当にやりたいことか分からないからではないだろうか。

どちらも夢と言うには小さいが、現実で言う夢なんてそんなものだ。

理想はいつでも現実の中にあるのだから。

なのに理想と現実は反対なんてな、まあ、ものの見方の違いか。

よし、私の考える主人公はこうだ。

では皆さん、さようなら。

ありがとう。

開いてくれただけでもお礼を言いたいが、ここまで呼んでてもらわないことにはな。

いやそのための前書きか。

なら今のお礼は、最後まで読んでくれた人への、心の底からの感謝の気持ちだ。

本当にありがとうございます。

ありがとうございました。

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